ナイキ/RZNでボール市場に旋風を『ゴルフ業界トップに聞く2014年の展望』
2014/02/21 13:47
GDO「数多くの製品が発売されますが、最も力を入れるアイテムは?」
シンディ「それぞれの製品にとてもたくさんのストーリーがあり、記者のみなさんも書ききれなくて困っているように、我々も注力アイテムを一つ選ぶのは難しいことです。年間を通して製品の発売時期が異なりますので、まず年始はドライバー、新しいメタルウッドシリーズ、そしてゴルフボール、その後、マスターズ開催時期にはフットウェアに注力します。アパレルは年間を通してフォーカスしていきます」
GDO「2014年のアメリカのゴルフ市場の見通しは」
シンディ「前提として安定した気候であって欲しいですね。ご存知の通り、ゴルフ業界は天候にとても左右されるビジネスです。2013年はとても厳しい天候に悩まされ、ゴルファーのラウンド数が減ってしまいました。天候に加えて、経済状況が回復してくれば、人々がラウンドする機会がもっと増え、業績の伸びにつながると考えています」
GDO「日本のゴルフマーケットについてコメントはありますか」
シンディ「日本のゴルフ市場にはとても期待していますし、ナイキにとって、とても重要です。「製品の革新」と「PR」において、現地でのビジネスを拡大するために、独自の方法をとっています。ここ数年で、アメリカにおいてダイナミックな投資をおこなった結果、ゴルフブランドとしての影響力を拡大できたように、日本市場においてもマーケティングへの投資を拡大していけば、同様に結果として現れると思います」(GDO編集長/向井康子)