テーラーメイド/10年先のマーケットを見越したゴルフ活性化プロジェクトに着手『ゴルフ業界トップに聞く2014年の展望』
GDO「テーラーメイドをはじめ、PGA of America、米国ゴルフダイジェストなどがプレゼンテーションをおこなったり、USGAの会長が新任され、具体的な取り組みに着手することを表明したりと、同じタイミングでゴルフ活性化への取り組みが大きなムーブメントになっている理由は」
ショーン「ゴルフ業界に影響力を持つ人々の間で、このまま変化を起こさずに何も活動をしないと、ゴルフ人口が更に減り続けてしまう危機感が急激に強まっています。ここにきて、このまま変革をおこさず、現状と同じことをやり続けていても、状況は改善されないことに気づいたのです。ゴルフ業界には全く新しい考え方が必要であり、“HACKGOLF”を通じて5,000万以上のゴルファーから色々なアイデアを募り、活性化のための活動をすることを決断しました」
GDO「日本の状況はいかがでしょうか」
山脇「日本では何年も前から“2015年問題”と称して、少子化、リタイヤメントエイジのゴルフ離脱がゴルフ人口の急激な減少をもたらすといわれており、状況はむしろアメリカよりも深刻です。ゴルファー人口を増やすことと、ゴルフ場を活用することでゴルフの楽しさを気軽に体験してもらうことを目的とした“HACKGOLF”の活動を日本でも実現したいと考えています。このような活動が3年、5年、10年後のゴルフ界にとって重要なポイントだと思いますし、ゴルフ界全体の繁栄につながります」
GDO「日本は危機感が少ない印象がありますが」
山脇「私は昨年までアメリカに住んでいましたが、ゴルフ場も多く、ゴルフ人口も多いですし、さほどマーケットの縮小による危機感を感じていませんでした。アメリカは、5年~10年先のマーケットを予測し、危機感を高めて行動を始めていますが、日本は直近の問題にもかかわらず、具体的な対応策を見出していない状況です。アメリカには“PGAツアー”、“USGA”、“PGA of America”のような力をもったパワフルな団体が主導権をもって活性化の活動を引っ張っています。日本では、敷居が高くて、なかなかゴルフ場にいけない人のために、ゴルフ場を開放してあげるような試みも必要だと思います」
GDO「日本の市場は活性化しますか」
山脇「最近のシニア世代はとてもアクティブで、まだまだ元気ですので、ゴルフから離脱せず、いつまでも楽しくプレーをしてもらうことが必要です。また、ゴルフは世代を越えて楽しめるスポーツですから、多くの方々が楽しめるように服装やルールなどをもっと寛容にするべきです。もちろん伝統的なゴルフ場も必要ですが、アメリカのようにジーンズでもプレーできるようなコースがあってもいいですよね」
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