「開発者もおもわず使いたくなるクラブ!」 ~キャロウェイゴルフ編~ 2012年 Vol.1
2012/06/20 09:00
GDO:今回、「HOT LIST JAPAN」で高評価を得たレガシーブラックは、日本市場向けのクラブですが、こういったクラブも開発はアメリカの本社で行なっているのでしょうか?
アラン:キャロウェイのクラブ開発は、すべてカールスバッドにある本社で行っています。ただし、レガシーブラックの場合は、最初に日本のスタッフから素材やヘッド形状などについての要望を受け、それを元にプロダクトコンセプトを作るところから開発が始まっています。完成するまでの間には、日本のスタッフと密に連絡を取り合い、たくさんの検討とテストを重ねました。今回、レガシーブラックが「HOT LIST JAPAN」で高評価を得たのは、アメリカと日本のスタッフとの共同作業がうまくいった結果だと思っています。
GDO:本国で開発されるクラブと、日本からの要望を受けて開発したクラブには、何か大きな違いがあったのでしょうか?
アラン:レガシーブラックのヘッド形状などは、日本人ゴルファーに好まれる特有のシェイプだと思います。本国の開発チームだけでは決して作り出せないものだと感じました。見た目には上級者向けですが、打ってみるとやさしい。それがレガシーブラックの特徴だと思います。
GDO:レガシーブラックについて、開発担当者としてどのような印象を持たれていますか?
アラン:とってもクールなクラブだと思っています(笑)。レガシーブラックはアメリカでは販売していませんが、アメリカの開発チームのスタッフたちとゴルフをすると、何人かのバッグにはレガシーブラックが入っています。彼らは何年もクラブ開発に携わり、いろんなクラブを作ってきた人たちです。そんな彼らが使いたがるほど、レガシーブラックはキャロウェイにおいてもスペシャルなクラブです。