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「白い三代目R1ドライバーは、“フル・アジャスタビリティ”に」 ~テーラーメイド編~ 2013年 Vol.5

2013/07/08 09:00
白いヘッドはどうしても敬遠してしまうというゴルファーのためにブラック塗装のヘッドを限定発売

取材に訪れた日は、テーラーメイドの契約プロであるジャスティン・ローズが全米オープンで優勝した翌日だった。東京の青海にある同社の受付には、ゴルフメディアや関係企業などからたくさんの花が届いていた。

ジャスティン・ローズが全米オープンで使用していたクラブは、もちろんすべてテーラーメイドの商品だ。そのなかには『HOT LIST JAPAN』でゴールド賞を獲得したR1 ドライバー、ロケットボールズ ステージ2 ツアー フェアウェイウッドも含まれている。R1 ドライバーは、白いヘッドのRシリーズの三代目となるモデル。昨年度の『HOT LIST』でゴールド賞を獲得した二代目のR11 S ドライバーから、さらに調整機能が進化している。

「新しいR1 ドライバーには、前モデルのR11Sから進化しているところがたくさんあって、私も何からお話をすればいいか迷うぐらいです(笑)。まず大きく進化した点として上げられるのは、“フル・アジャスタビリティ”になったことです。ロフト調整機能が大幅に進化して、これまでのようにロフト別のヘッド設定はなくなり、ひとつのヘッドで8~12度までのロフトを調整できるようになりました。この新たな機能を採用したのには理由があります。テーラーメイドの調査では、一般ゴルファーの約80%が自分に適正なロフトのドライバーを使っていないという事実が判明しました。ゴルファーの約50%がロフトの立ちすぎたクラブを使っていて、残りの30%はロフトが寝すぎたクラブを使っていたのです。

ドライバーで飛ばすためには、高弾道の低スピンが理想です。R1のヘッドは前モデルR11Sよりもヘッドの交換式ウェイトがより地面に低く、前方向(フェース寄り)に配置され、さらに低スピンの強い弾道を打ちやすく進化しています。ゴルファーが飛ばすために必要なのは、あとは適正な打ち出し角だけです。これをゴルファー自身が自在に調整できるのが、新しいR1 ドライバーの大きな進化であり、メリットです」

「ヘッド性能を引き出すために、もっとカチャカチャしてほしい」≫
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テーラーメイド
発売日:2013/03 オープンプライス