年間アクセス数が多かったゴルフギアは? 2017年パター編
「今年一番多く閲覧されたゴルフクラブは何なのか?」 GDO『ギアカタログ』内でアクセス数の多かったゴルフクラブをカテゴリー別にランキング形式でお伝えする企画。第6弾はパター編。ヘッド形状やグリップの形状、太さ、重さのバリエーションなど、多様化しているが、そんななか、どんなパターが注目を集めたのか。
第5位 ピンゴルフ ヴォルト アンサー2 パター
第5位はピンゴルフの「ヴォルト アンサー2 パター」。素材は303ステンレス、6061アルミニウムを使った削り出しで高級感のある仕上がり。フェースには新TR溝を搭載し、打感の良さを兼ね備えた。今年賞金女王に輝いた鈴木愛が愛用している。
第4位 テーラーメイド スパイダー ツアー レッド
第4位はテーラーメイドの「スパイダー ツアー レッド」。赤いヘッドはサイトラインのないデザインで、デカヘッドにしては珍しいショートスラントネックを採用している。フェースにある角度45度の溝がボールに順回転をあたえるピュアロールを搭載。サーリン素材を使用することでソフトな打感が得られるとのこと。ツアープロでは「マスターズ」(4月)を制したセルヒオ・ガルシア(スペイン)、ジェイソン・デイ、「樋口久子 三菱電機レディス」(10月)で初優勝を飾った永井花奈らが使用している。
第3位 ピンゴルフ ケーデンス TR アンサー2 パター
第3位はピンゴルフの「ケーデンス TR アンサー2 パター」。2015年に発売されたモデルで、シャフトの長さを自分で調整することができる画期的なパター。フェース溝の深さを変えることで芯を外してもボール初速が落ちない「TR溝」を搭載し、ミスに強くなっている。フェースインサートは重さと素材の違う2種類を用意し、自分のストロークタイプに合わせて選ぶことが可能だ。
第2位 テーラーメイド スパイダー ツアー ブラック
第2位はテーラーメイドの「スパイダー ツアー ブラック」。第4位の兄弟モデル「スパイダー ツアー レッド」と同じく、フェース溝はピュアロールを搭載している。素材は異なり、サーリン素材に20%のアルミニウムを配合することによって、しっかりとした打感が得られるのが特徴。ツアープロではダスティン・ジョンソンがこのパターを愛用している。
第1位 テーラーメイド TP コレクション ミューレン
第1位はテーラーメイドの「TP コレクション ミューレン」。松山英樹が「WGCブリヂストン招待」(8月)で優勝した時に使用していたパターだ。ヘッド形状は、半円型のオーソドックスなマレットタイプ。303ステンレスの削り出しボディにアルミ素材のフェースインサートが採用されていてしっかりとした打球音がする。フェースの裏側にはソフトポリマーが内蔵されていて、余計な弾きと振動が抑えられている優れもの。
パターだけでもツアープロと同じものを使いたい
パター部門では、ツアープロが使用するモデルの注目度が圧倒的に高かった。一般ゴルファーにとって、「パターだけでもツアープロと同じものを使いたい」という気持ちが働いたのかもしれない。
近年では、フェースの樹脂インサートだけでなく、フェースにテクノロジーを加えることで、打感だけでなくボールの転がりをよくするものが出てきた。これまであまり変化を感じることができなかったが、これからはスコアアップできるパターが次々と開発されると予想される。
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