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「ローグ」と「エピック」違いはズバリどこ?

2018/02/14 11:45

結局どこが超えている? 見た目、打感、弾道を徹底比較

今月23日に発売を控えたキャロウェイゴルフ「ローグ(ROGUE)」シリーズ。『エピック(EPIC)を超えろ。』のキャッチコピーに目が行ってしまうが、結局どこがどのように超えているのか? その見た目、打感、弾道の違いを比較してみた。

「まったくの別物」 コンセプトもターゲットも大きく違う

「打つ前と印象ががらりと変わりました」と筒氏

ローグ スター ドライバー」「GBB エピック スター ドライバー」の2本(どちらも純正シャフトS)をPCM Labo 総合コーチの筒康博氏に試打してもらうと、開口一番「この2つ、まったくの別物ですよ」と答えた。

「例えて言うなら、同時並行モデルということを考えると『ゼクシオ』と『スリクソン』(どちらも住友ゴム工業)くらい違います。コンセプトもターゲットも大きくすみ分けてあります」とのこと。「『ローグ』のやさしさは『ゼクシオ』に通じるものを感じます」と、やや驚いた表情で感想を付け加えた。

1. 見た目:「ローグ」はストレート、「エピック」はやや逃げ顔

「見た目で最初に感じるのは投影面積です。『ローグ』のほうがヘッドの奥行きが大きくシャローな印象があり、ソールを置くだけで自然にフェースをまっすぐ向けやすくなっています」

「一方の『エピック』は若干フェースが右を向く逃げ気味の顔で、左のミスを嫌う人には非常に安心感があります」

明らかに「エピック」のほうが小さく見える

「アドレス時の注意点として、両方とも実はソールをした時の形状が、トウ側(ヘッド先端側)寄りにボールを置いてしまう構造となっています。試打する際はわずかにフェースセンターよりヒール側(手前側)寄りにボールをセットすることをおすすめします」と、小さなアドバイスも追加してくれた。

2. 打感:「ローグ」は軟 「エピック」はやや硬

先入観をなくすため目隠し試打で検証

「まずは打感の違いですが、『ローグ』はカーボンクラウンと鋳造チタン(どちらも軟らかい素材)のメリットがうまく融合したやさしい感触と言えます。一方の『エピック』はかなり音が影響していると思いますが、高音の『ローグ』と比べるとやや低めのため、感触はやや難しいと感じる人は多いと思います」

3. 打音:「ローグ」は高音 「エピック」は中音

2本の棒が砂時計型化した「ローグ」

「『ローグ』のほうが金属的なサウンドが響いて、高めの音となっています。『エピック』でも搭載されていたジェイルブレイクテクノロジー(内部構造内の2本の柱)が細くなったことで、フェースの衝突音がヘッドの後ろ側へ抜けやすく、爽快な打音を耳に届けてくれているからだと思われます」

4. 弾道:「ローグ」は高打ち出し 「エピック」は中打ち出し

1秒間600枚以上のデータで解析する「GEARS(ギアーズ)」でクラブの動きを測定

筒氏が同じ設定で放った2本の弾道の違いを、最新鋭スイング解析器『GEARS(ギアーズ)』で比較した。全く同じヘッドスピードでデータを並べてみた。

一番の大きな違いは“打ち出し角”ですね。ローグ スター ドライバー』は15.4度、一方の『GBB エピック スター ドライバー』は13.6度。ちなみに、インパクト時のロフト角は『ローグ』が16.1度、『エピック』が13.5度という結果に。『ローグ』のほうが高い打ち出し角で、球が上がりやすいことが分かります」

5. 総評:打ち比べて“飛び方”を選べるキャロウェイ

どちらも長さは45.75インチなので、シンプルにヘッド特性を比較できる

最後は上記の違いをもとに、次のように総評してくれた。

「『ローグ』は、もともとのキャロウェイのイメージである“上がりやすさ+つかまりやすさ”という部分に、飛距離性能を加えた伝統を継承したモデルだと思います。純正シャフトの組み合わせを含めクラブとしての完成度は高く、日本人の好みやニーズをしっかり考えたモデルと言って良いでしょう。高弾道で平均飛距離を大幅にアップさせたいなら『ローグ』、中弾道でロースピンの飛距離性能で攻めたいなら『エピック』と、プレースタイルや自身の好みに合わせて選択できます」

解説&試打/筒 康博
クラブフィッティング&レッスンスタジオ「PCM Labo」総合コーチ。プロアマ問わず約7万人以上のゴルファーにアドバイス経験を持ち、フィッティングセミナーや講演も精力的に行っている。

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2本の柱をシェイプし、やさしさを追求
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