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正式発表前の新JGR“シークレット試打会”に潜入!1Wの性能は?

2019/07/09 17:00
新JGRのシークレット試打会に潜入取材

ブリヂストンスポーツは6月28日、正式発表前の「JGR」シリーズ次期モデル(以下、新JGR)の“シークレット試打会”を同社ゴルフテストセンター(埼玉県秩父市)で開催した。

試打会に参加したのは、同社ウェブサイトから登録できる「ゴルフネット会員」や、「ブリヂストンゴルフガーデンTOKYO」に通うスクール生から選ばれた男性アマチュアゴルファー12人。正式発表前のクラブを打てるだけでなく、メーカーの開発施設を見学できる貴重な機会とあって参加者の熱気も高く、限られた時間の中で熱心に試打する姿がみられた。

試打会場には弾道計測機「トラックマン」が設置され、その場で弾道データの確認が可能。その中から参加者3人の1W試打データを入手したので紹介しつつ、新JGRドライバーの性能を探っていきたい。

「飛んでいる感じがしないのに…」

まずはゴルフ歴25年、50歳のSNさん。普段使っている1W(2018年モデルのツアーB XD-3)は「ランを含めて255ydくらいの飛距離」だというが、新JGRでは279ydをかっ飛ばしていた。「新JGRは飛んでいる感じがまったくしないのに、データを見るとなぜか飛んでいました。不思議な感じですね。クラブが軽いので楽に打てました。打感はさすがにXD-3のほうがやわらかくて好きですが…」と、その飛距離に信じられないという表情を浮かべていた。

クラブヘッドスピード
(m/s)
ボール初速
(m/s)
ミート率打ち出し角バックスピン
(rpm)
キャリー
(yd)
総飛距離
(yd)
新JGR44.167.11.5216.72022254.8279.7

「ひっかけにくくドローが打ちやすい」

退職してからゴルフを始めたという67歳、ゴルフ歴6年のSIさんは、マイドライバー(2015年モデルのJGR)を試打会場に持ち込んで新JGRと打ち比べた。「打感はフェースに乗ってから弾く感じです。自分のクラブと比べると少しやわらかいですね。もっと弾く感じでもいいと思います。左へのミスが出にくいので、ドローが打ちやすかった。デザインも派手で自分好みですね」と新JGRに好感触を得たようだ。

クラブヘッドスピード
(m/s)
ボール初速
(m/s)
ミート率打ち出し角バックスピン
(rpm)
キャリー
(yd)
総飛距離
(yd)
マイクラブ38.558.41.5216.32523194.0233.4
新JGR40.361.01.5115.12483224.5249.9

「シャープな見た目でしっかり振れる」

46歳、平均スコア85のTHさんは「構えた感じがシャープでいいですね。弾道の高さもちょうどいいです。先代のJGRはつかまりすぎるイメージでしたが、新JGRはほどよいつかまりなので、しっかりと振っていけます。ちゃんとフィッティングして、自分に合うシャフトでもう一度打ってみたいです」と、先代から少しアスリート好みに進化したことが印象的だったようだ。比較したマイクラブは前出のSNさんと同じ2018年モデルのツアーB XD-3だが、新JGRのほうがバックスピンが少ないぶん飛距離が伸びていたようだ。

クラブヘッドスピード
(m/s)
ボール初速
(m/s)
ミート率打ち出し角バックスピン
(rpm)
キャリー
(yd)
総飛距離
(yd)
マイクラブ41.461.21.4816.53354227.6244.2
新JGR42.260.31.4318.63009231.8250.8
フェース裏のネジに飛びの秘密が隠されているらしい。「SP COR」の表記がある

いまだスペックやテクノロジーなどの詳細が明かされていない新JGRドライバーではあるが、3人のデータと話から特徴をまとめてみた。

・球が上がりやすく、やや低スピン
・フェース反発が高く、ボール初速とミート率が高い
・つかまり過ぎないのでドローヒッターでも使いやすい
・打感はフェースに乗る感じもありつつ弾き感もある
・軽量で振りやすく、ヘッドスピードが上がる

女子ツアーでは「ツアーB JGR プロトタイプ」として松田鈴英ら数人がすでに実戦投入しており、昨シーズンよりも軒並み10yd以上飛距離を伸ばしているという。新JGRドライバーにはどんな新技術が投入されているのか、詳細の発表が待たれる。