プーマ/世界一速いスポーツブランドへ『ゴルフ業界トップに聞く2014年の展望』
GDO「具体的にどのようなプランをたてていますか」
李「プロダクト面では、ランニングでは「FAAS(ファース)」と「MOBIUM(モビウム)」という2つの大きなラインナップがあります。日本の消費者が求めるレベルは品質、デザインともに高く、さらに日本人の足の特性に対応していることがとても重要ですので、今年の秋からはジャパンフィット、ワイドラスト対応を強化します。サッカーについては、マーケティング活動として、プレミアリーグ「アーセナル」や、イタリア代表バロッテリとの大型契約を発表し、ワールドカップイヤーとしてサッカービジネスを盛り上げていきます。同様にプロダクト的にも「evoPOWER(エヴォパワー)」、「evoSPEED(エヴォスピード)」など、新しい機能と素材を打ち出した製品を展開します。ゴルフではコブラゴルフから「BiO CELL(バイオセル)」や「BiO CELL+(バイオセルプラス)」を発売し、今までゴルフクラブでは初めての新素材ヴェノラム合金を使用し、新素材と機能の打ち出しを強調します。これまでプーマブランドとしてアパレル、フットウェアではそれなりの認知がありましたが、残念ながらコブラはあまり知られていないブランドです。現状では、契約プロのリッキー・ファウラーの人気を十分に活用できていないので、今年の後半になるとは思いますが、アメリカ本社に対して、プロの来日や、イベントの実施などをリクエストしています。製品を発売すれば自然に売れるわけではなく、「知る」、「興味をもつ」、「製品を見る」、「試す」、そして「買う」というプロセスがあります。最初のプロセスである「知る」部分で、コブラはある程度のゴルファーには知られているものの、広く知れ渡っていないので、まずは認知度を高めていく必要があります。そのための投資として、マーケティング、店舗サポート、興味を持っていただいた方がリサーチした際に正しい情報を提供できるようなウェブ整備などへの投資を大幅に増やしていきます」
GDO「販路は増やしますか」
李「現時点では増やしたり、減らしたりという大きな方向転換は考えていません」
GDO「2014年のゴルフ日本市場の展望を教えてください」
李「国内ゴルフ市場のプレー人口は数年前に加えると10~20%落ち込んでいます。ともすれば若者や女性が流入して活気付いているようにみえますが、残念ながら流出するほうが多いのが現状です。プレー単価も減少してきており、プレー回数は多少増えたものの、ギアの売上は厳しい状況が続いています。結論としては、市場がフラット、もしくは減少する前提でマーケットシェアを伸ばしていく必要があり、そのために、プーマジャパンとしては具体的にどのようなことをすべきかを日々考えています」(GDO編集長/向井康子)
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