優勝男子プロ愛用のフェアウェイウッドを中古でチェック
ツアープロには、最新のクラブをいち早く使うタイプと、気に入ったモデルを長く使うタイプがいる。なかでもフェアウェイウッドは、後者が多い傾向にあるようだ。では、2019年シーズンの国内男子ツアーで勝利数の多かったフェアウェイウッドを、中古ショップ目線で見てみよう。
まずは今平周吾が2勝、宮本勝昌が1勝した「テーラーメイド M5 フェアウェイウッド」(どちらも3Wと5Wを使用)。小ぶりなチタンヘッド、ソールに可変のウエートが装着され、低重心で低スピン弾道が打ちやすいモデルだ。中古ショップの在庫は少なめだが、価格は2万円台ほどと手頃になってきた。
同じく3勝したのが、ジャズ・ジェーンワタナノンド(5W)、ショーン・ノリス(3W)、チャン・キム(3W)らが使う「キャロウェイ エピック フラッシュ サブゼロ フェアウェイウッド」。低スピン弾道が打ちやすいハードヒッター向けのモデルだが、こちらも中古ショップの在庫は少なく、価格も3万円ほどからと堅調だ。
また、旧モデルでは石川遼が「キャロウェイ XR 16 フェアウェイウッド」(3W)を使い3勝している。2016年発売のモデルで、ヘッドサイズが大きくボールが上がりやすいのが特長。1万円前後で手に入る。
そのほか星野陸也(3W)、チェ・ホソン(3W、5W)が「テーラーメイド M2 フェアウェイウッド」(2017年)で2勝。大槻智春(3W)、堀川未来夢(3W、5W)が「テーラーメイド M4 フェアウェイウッド」(2018年)で2勝。どちらもヘッドサイズが大きくて打ちやすく、1万円台で手に入る。
武藤俊憲(3W)、ジェイビー・クルーガー(3W)が使い2勝した「タイトリスト 917 F2 フェアウェイウッド」(2016年)は、ヘッドがやや小ぶりで弾道調整機能が充実しているモデル。こちらも1万円台で探すことができる。
このように、2~4年前くらいのモデルで勝利する選手も多くいる。中古で手軽に、高性能のフェアウェイウッドを試してみてはどうだろう。