打ちやすいと評判のユーティリティを中古で調査
2022/03/11 05:00
フェアウェイウッド(FW)が苦手というゴルファーは多い。地面から打つクラブとしては最もシャフトが長くてロフト角が小さく、確かにやさしいクラブとは言い難い。そんなFWの代わりとしてオススメなのがユーティリティ(UT)だ。今回は、打ちやすいと評判のモデルの中古状況を調査してみた。
キャロウェイの「スーパー ハイブリッド ユーティリティ」(2019年)は大きめのチタンボディにカーボンクラウン、ソールにはタングステンと低重心設計。ロフト角が17度からそろっており、低スピンで飛距離が出る。中古市場では3万円台からが相場だ。
リョーマ ゴルフ「Ryoma U BLACK ユーティリティ」(2014年)は、チタンカップフェースでヘッドも大きく安心感がある。ロフト角は18度からラインアップされており、2万円台前半から見つけることができるだろう。
キャスコ「UFO by パワートルネード ユーティリティ」(2019年)は、同社得意のスーパーハイテン鋼を使用。フェースの弾きがよく、FWのような大きめのヘッドとインパクトを安定させる太めのシャフトが特徴。こちらは15度からラインアップされている。1万円台前半からが相場となっている。
UTはロフト角とヘッドサイズが小さくても、ボールの上がりやすいヘッド構造で扱いやすい。FWと同じロフト角だとシャフト長は2インチほど短くなるので、打ちやすい安心感も生まれるだろう。3Wの代わりは難しいが、5Wの代わりならUTでも十分に補える。ぜひ中古ショップを利用して、最適な一本を見つけてほしい。