タイトリスト「TSR」発売で前作「TSi ドライバー」の中古価格に変化は?
2022/10/07 07:00
タイトリストの新シリーズ「TSR」が9月30日に発売開始された。PGAツアーでは、キャメロン・スミスが「TSR2 ドライバー」を使用して「全英オープン」を制覇。ウィル・ザラトリス、マックス・ホマらが「TSR3 ドライバー」で優勝を飾り、早くも大ヒットの予感が漂っている。気になるのは前作「TSi」シリーズの中古価格の変化だが、全体的に大きな値下がりは見受けられない。
ジョーダン・スピースらが使用していた「TSi3 ドライバー」(2020年)は中古でも人気が高く、現在も4万円台半ばからが相場となっている。
「TSi2 ドライバー」(2020年)は4万円を切る価格から見つかる。ミスへの寛容性は高いので、ボールをつかまえるスイングができるならアマチュアでも使いこなせるモデルだ。
ヘッド重量が軽めでボールがつかまる「TSi1 ドライバー」(2021年)と、小ぶりなヘッドで低スピン弾道が打ちやすい「TSi4 ドライバー」(2021年)は、中古ではレア。「TSi1」は見つかるものの、5万円台後半とあまり値下がりしていない。
「TSi」は、やわらかい打感と世界のツアープロも認める飛び、方向性への評価が高く、中古市場ではいまだに人気がある。とはいえ、価格は徐々に下がっていくと思われるので、興味があるゴルファーは小まめにチェックしておこう。