飛んで曲がらない小平智のドライバー
2017/12/22 05:00
今年の国内男子ツアーは、最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で宮里優作が優勝し、逆転賞金王となった。逆転された小平智は「賞金王よりマスターズ」と言い続けてはいたが、やはり賞金王を取ってマスターズに行きたかったのではないだろうか。
小平の持ち味といえば、数字が証明する通り、飛んで曲がらないドライバーショットだろう。ドライビングディスタンスが292.38ydで13位、フェアウェイキープ率は65.25%で2位、トータルドライブは堂々の1位という具合だ。
使っているドライバーは、契約先であるプロギアの「RS-F 2017 ドライバー」。このモデルはフェースの反発係数に違反するものが存在するという理由でR&Aのリストから徐外され、回収騒ぎとなった「RS ドライバーF(2016)」の後継に当たる。
2017年モデルは「こんどのギリギリはもっとヤバイ」のコピー通りにギリギリの反発エリアを拡大、前作と同様フェースの弾きが良いドライバーだ。少しつかまりが良くなっているのも、扱いやすいポイントだろう。
最近、中古ショップでも見かけるようになった「RS-F 2017 ドライバー」。価格はまだ5万円台のものが多いが、5万円を切るものもたまに目にするようになってきた。
飛距離アップしたいアマチュアには一押しのドライバーだが、さらに方向性も良い。小平の人気とともに、アマチュアからのニーズが高まってきそうな1本だ。