長尺ドライバーで飛距離アップを狙うなら
ドライバーの飛距離を伸ばしたい!そう思うゴルファーはさぞ多いだろう。ではどうすれば飛距離が伸びるのか?まず思い浮かぶのはボール初速のアップだ。ではボール初速をアップさせるにはどうするか?これは意外とシンプルで、ヘッドスピードをアップさせることだ。ヘッドスピードを上げると聞くと、体を鍛えることをイメージする人が多いと思うが、もっと簡単な方法がある。クラブのシャフトを長くするという方法だ。
ゴルフクラブの長さは、ルールでは48インチ未満までとされている。市販クラブでは46インチのものも多いが、46.5インチ以上になると、さすがに長いと感じると思う。一般的にシャフトを長くすると、円周が大きくなる分、ヘッドスピードは上がりやすい。ただ、長くなった分、回転速度が遅くなったり、ミート率が下がったりして、すぐにボール初速が上がらないケースもないわけではない。長さへの慣れの問題ともいえるので、時間をかければ飛距離アップの可能性は高まるだろう。
中古ショップに並ぶ長尺ドライバーには、もともと長尺仕様で作られているものと、リシャフトをして長尺になったものの2種類がある。 ヘッドの重量がポイントとなるので、なるべくならもともと長尺仕様のモデルをお勧めする。ヘッドの重量があり過ぎると、クラブを振り切れなくなる場合があるからだ。リシャフトしたクラブでも、ヘッド重量が190g前後であれば長尺シャフトとの相性もいいと思う。
今使っているドライバーのクラブ重量が300gを超えている人には「フォーティーン ゲロンディ CT214 ドライバー」がお勧め。290g台の人なら「ヨネックス ロイヤル EZONE ドライバー」はいかがだろう?
長尺ドライバーを使いこなすコツは、長さに慣れるまではクラブを短めに持つこと。慣れてきたら徐々に長めに持つようにしていくと違和感なく移行できる。飛距離が落ちる冬にこそ試してほしい飛距離アップ方法だ。