飛距離アップのためのリシャフト術を指南！

とにかく飛ばしたい――ゴルファーなら誰もが一度は考える願望だろう。スコアアップのために、飛距離は確実にアドバンテージになると考えると、必然的な願いといえる。では、「とにかく飛ばしたい」という人がリシャフトする際、注意すべき点はどこなのだろうか！？ その“落とし穴”を踏まえ、テスターの一例を見ていこう。

「初速」「ミート率」が上がり、飛距離が14yd伸びた！

■ ビフォー[テーラーメイド R15 純正シャフト TM1-115、フレックスS、長さ45.5インチ／総重量311g]：全体的に右へのミスが多く、曲がり幅も大きい。

■ アフター[スピーダー エボリューション 3 474、フレックスR、長さ46.5インチ／総重量302g]：右への曲がりが収まり、つかまりの良い弾道が増えた。

月イチでゴルフを楽しむというエンジョイゴルファーの西尾さん。弾道はスライス気味で右方向のミスが多く、ドライバーはあまり得意ではないとのこと。とにかく飛距離アップを望んでおり、芯に当たった時にいまより飛距離が出るクラブが欲しいと話す。

テスターの悩み「多少曲がってもいいから、とにかく飛ばしたい！」

氏名：西尾 雄一郎さん
年齢：42歳
ゴルフ歴：12年
平均スコア：108
ラウンド頻度：月に1回

「正直ドライバーはあまり得意ではありません。ただミスしても基本はスライスなので、もう少し曲がってもいいからビシッと打てた時に距離が出るドライバーにしたいなと思っています。どんなクラブが当たると飛ぶのでしょうか？」

スイング傾向「ダウンスイングでのタメが少ない」

西尾さんのダウンスイング（画像左）、フォロー（右）

関プロ「西尾さんのスイングは、手首のリリースが早く、タメが少ないタイプですね。手首自体もそれほど積極的に使わないので、フェースローテーションが少なめです。スイングを変えずに飛距離を出すことができるおすすめの方法でフィッティングしていきましょう」

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