試してみる?“飛ばし屋”が使うドライバー
2018/11/16 05:00
プロ転向13年目、未完の大器と言われ続けた額賀辰徳が「三井住友VISA太平洋マスターズ」で初優勝を遂げた。額賀の魅力といえば、今季のドライビングディスタンス第1位(11月14日時点)という飛距離だろう。では、その額賀のクラブセッティングをチェックしてみよう。
昨季までクラブ契約フリーだった額賀は、今季からピンとクラブ契約を結んだ。ドライバーは「ピン G400 LSテック ドライバー」を使用しているが、飛ばし屋の割にロフト角は10度を選んでいるのが面白い。
G400シリーズは発売開始から1年以上が経つ。低スピン弾道を打ちやすいこの「LSテック」は、中古ショップの在庫は少なめだが4万円くらいから手に入る。
シーズン当初、アイアンは「i ブレード アイアン」を使っていたが、やさしさを求めた結果、ミスヒットに強いという「i210 アイアン」に変更した。こちらは発売して2カ月程度のモデルなので、中古ショップではまだあまり見かけない。
額賀はハードヒッターでありながら、アマチュアが参考にできるやさしいクラブを使っているのが特徴的だ。飛距離はとうてい及ばないが、クラブ選びの参考にしてはどうだろう。