腕をひねって肩甲骨の柔軟性をアップ
2022/02/24 13:30
ゴルファーのみならず、肩や首のこり、背中の張りに悩んでいる方は多いと思います。日常生活の中で意識的に刺激を加えないと、筋肉は硬くなり、動かしにくくなります。当然スイングにも悪影響が出ます。
肩甲骨の可動域が狭いと、手首をこねる(返す)クセがついてしまう可能性があります。これが大きなミスの要因になります。またトップの位置で外旋(がいせん)の動きをしにくく、アウトサイドインのスイング軌道になり、チーピンや引っかけが出やすくなります。
スムーズなスイングをする上で、肩甲骨の柔軟性は非常に重要です。今回紹介するストレッチは腕や肩まわりにひねりを加えるものです。取り組んでみると「意外と硬いな」などと、ご自身の柔軟性を確認できるかもしれません。ぜひ、試してみてください。
ストレッチ1
(1)両手を胸の前で伸ばします
(2)腕の付け根から両手を親指側に回します
(3)“痛(イタ)気持ち良い”ところで止めてください
(4)10回繰り返します
ストレッチ2
(1)腕を広げます
(2)右腕と左腕を逆方向にねじります
(3)“痛(イタ)気持ち良い”ところで止めてください
(4)10回繰り返します
ストレッチ3
(1)両腕を90度に曲げます
(2)右腕を上げ、左腕を下げます
(3)“痛(イタ)気持ち良い”ところで止めてください
(4)左右交互に10回ずつ繰り返します
(取材協力/fmill)
■ 工藤健正(くどう・たけまさ) プロフィール
スポーツトレーナー。サッカーやバレーボールチームを経て2009年に諸見里しのぶの帯同トレーナーとして賞金女王争いをサポートした。15年からは宮里美香のトレーナーとして米ツアーに帯同。その後は元世界ランキング1位のリディア・コーのトレーナーも務め、帰国後はテレサ・ルーらをサポート。現在はトップアスリートからスポーツ愛好家など幅広くサポートしている。