振るBODYメソッド

地味だけどまぁキツイ!Let’s“尻トレ”/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.4

2024/08/08 11:00

今季好調をキープしている鈴木愛。その陰には地道なトレーニングがあった。彼女がシーズン中に実際やっているトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第4回は体の左右のブレをなくすための「お尻トレ」を紹介する。

お尻トレーニング

(1)基本姿勢は第2、3回と同じ。四つん這いになります。そして右足を体の真横に伸ばした状態からスタート。
(2)手は肩幅、顔は下を向けたまま、右足を上に上げて浮かせた状態をキープ。高く上げなくても、足を浮かせた状態を維持できればOKです。
(3)足を上げるときに体が左に倒れたり、左ひじを曲がたりしないように注意しましょう。上げるのがキツイ方は、足を下ろしたまま右のお尻にグッと力を入れるだけでも大丈夫です。
(4)5回を目安に、今度は左足を伸ばして同じように行います。

高さよりもキープすることが大事

お尻でスイングを支えられないと、体の左右のブレが大きくなります。捻転差をアップするためにもインパクトを安定させるためにもお尻を鍛えましょう。

■ 工藤健正(くどう・たけまさ) プロフィール

スポーツトレーナー。サッカーやバレーボールチームを経て2009年に諸見里しのぶの帯同トレーナーとして賞金女王争いをサポートした。15年からは宮里美香のトレーナーとして米ツアーに帯同。その後は元世界ランキング1位のリディア・コーのトレーナーも務め、帰国後はテレサ・ルーらをサポート。現在はトップアスリートからスポーツ愛好家など幅広くサポートしている。(大門パフォーマンススタジオ/https://www.daimon-ps.com/)