偏愛ゴルファー求ム！ 「クレイジーアバウトゴルフ」

北の大地で聞いた美魔女への道

ゴルフへの偏愛の持ち主を探す突撃インタビュー企画の第3弾は北海道編！ 横浜で行われたゴルフフェアの会場で奇怪なゴルファーにおとなしくマイクを向けていたMCのコウタロウ＆ディレクター・ハシモトが、しれっと遠征に出向いていた…。

• あるゴルファーが全身キミドリな理由／突撃インタビュー Vol.1
• ロボット先生の反骨精神／突撃インタビュー Vol.2

札幌市内の百貨店で開かれた催しには、一見、控えめそうながら、ひとたび「ゴルフ」と聞けば、突然口調が滑らかになる道民がうじゃうじゃ。ある中年女性が告白したのは悲運のキャリア。長年にわたってテニスに捧げていた情熱にいつしか身体がむしばまれ、満身創痍になってラケットをクラブに握り替えたという。

扱うボールが小さくなって5年ほどが経った。今では4カ月に一度、肉体に注射針を打ち込む生活を送っている。苦痛に耐えたその先にあるのは、アマチュアゴルファーとしての栄光か、はたまた神への忠誠、献身か…。んんん？ よく聞きゃ、なんかちげーぞ、おい。彼女が訥々と説いてきたのは、「女性が美しくあるための三箇条」。まさか、注射の真の目的がマスクで覆われていたとは…。

別の女性の素性は、女子プロゴルファーの親戚だった。燦然と輝くファミリーパス（家族用の入場券）でトーナメント会場に足を運ぶ理由は、実は親族の応援ではないというから驚く。あらゆる棒を振り回し、異性には振り回されてきた釣りキチに、年の数カ月を銀世界のドライビングレンジで過ごす男性…。ここに収められているのは、道産子ゴルファーたちの真実である。

この番組はゴルフを愛するすべての人を対象にインタビューを敢行し、背景を世に広めようというちょっと迷惑でお節介な記録。ゴルフ沼に片足を取られたヤツらの声を聞け―――