ラインの狙い方「直線」or「曲線」、どっち?/教えて市原弘大編
2015/09/14 09:00
決め打ちは禁物!
「ショートパットは『直線』的に強めに狙う、ミドルやロングパットは『曲線』イメージでジャストタッチというのは、あくまでも基本です。一打を争う試合では距離が合ってもカップインを狙う必要があったり、ショートパットでも入れるより確実に寄せることが要求されることもあります。
“入れる”のか“寄せる”のかを明確に!!
大事なことは“入れる”のか“寄せる”のかを、打つ前にはっきり決めることです。目的を明確にすることで、自分のするべきことが決まり、スムーズにストロークすることができるのです。
「ハマる読み方」を見つけよう
パットが苦手という人は、『直線』と『曲線』のどちらをイメージしたほうが結果が良くなるのか、練習グリーンで試してみるとよいでしょう。どちらが自分のイメージとタッチが合うのか、その方法を見つけ出すことが苦手を克服する手掛かりになるはずです。
その日のグリーンの速さでも変えるべき!
『直線』がよいか『曲線』がよいかは、その日にラウンドするコースのグリーンのスピードによっても変わります。遅いグリーンなら『直線』イメージでまっすぐ強めに狙い、高速グリーンなら『曲線』イメージのジャストタッチのほうがスコアがまとまりやすいといえます」。
(市原弘大プロ編・終了)
解説/市原弘大
1982年5月29日生まれ、東京都出身。高校時代に日本ジュニアを制し、世界ジュニアに3年連続出場。高校卒業後すぐにプロ転向。アジアンツアーへの挑戦も意欲的に行い、2009年には賞金ランク13位に入る活躍を見せる。今季は昨季3年ぶりに奪回したシード権を生かし、更なる飛躍を目指す
撮影協力/ルコックゴルフ、ロイヤルスターゴルフクラブ