打ち下ろしでの目標は「落下地点」or「目線ライン上」、どっち?/教えて牧野裕編
「実際」の目標? それとも「仮想」の目標?
コースで出会う多くの状況の中でも最も難しいと挙げる人も多い“打ち下ろし”でのショット。打ち下ろしの状況で気になるのが、目標の設定だ。実際ボールが落ちるフェアウェイ上の『落下地点』に取るべきか? それとも、目線と同じ高さの目印『目線ライン上』で取るべきか? 今回も明快な解説でお馴染み・牧野裕プロにお答えいただく。
『目線ライン上』が圧倒的多数!
平均90台ゴルファー調査では、『目線ライン上』派が81%と圧倒的に多かった。理由は「高さを意識せず『目線ライン上』に打っていくほうがミスしない気がする」(N子さん/62歳)、「向こう岸の林や電信柱を目標にしています」(TFさん/48歳)といったものだった。
アベレージゴルファーの意見は『目線ライン上』が多数派だったが、果たして牧野裕プロの見解は……!?(以下、牧野プロの解説)
「私は、『落下地点』です」
「打ち下ろしに限らず、ショットをするときは最後にボールを止めたい地点に、私は目標を設定しています。厳密に言うとどちらも正解ではないのですが、ボールを打ち出していく方向ということであれば、『落下地点』が正解になります。
「着地」まで明確にイメージしたいから
ショットを打つ前には、ボールをフェアウェイの何処に落として、何処に止めるのか、弾道と球筋をイメージすることが大切です。打ち下ろしのショットは滞空時間が長く、風の影響も受けやすいので、ボールが地面に着地するまでより明確にイメージを描きたい。そのためには、打ち下ろしていくフェアウェイ上に目標を設定したほうがイメージしやすいのです」。
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