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永井延宏のフェースコントロール | プロローグ 上達はフェースの開き方にありっ!

クラブを正しく使うために意識する身体の部分はココ

肩のアングルラインとシャフトの角度を揃える

8時までの序盤で正しい動きができたら、それまでの横の動きを、8時を境目に縦の動きに切り替え、プレーンを捉えたトップ位置に収める準備をするのが中盤の役目。しかし、この横と縦の切り替えがうまくいかずに、フェースコントロールやプレーンをミスしてしまうパターンが多く見られます。まずチェックして頂きたいのが、8時の位置からクラブを立てる時のシャフトの角度です。身体の動きは、飛球線後方から見て前傾の角度に対してほぼ直角に肩の回転が始まる頃だと思いますが、この肩の角度と10時を指したシャフトの傾きを同じ角度にします。

8時以降の縦のゾーンでは、前傾の角度に対してほぼ直角に回転する肩の角度を基準にしながら、シャフトの角度や左腕のラインをイメージしていきます。8時からシャフトを立てて10時の位置で肩の角度とシャフトの角度が同じならスクエアでオンプレーン。肩の角度よりフラットならフェースが開いてインサイド軌道。アップライトならフェースが閉じてアウトサイド軌道と言えます。

肩のラインとシャフトが揃ったら、左腕も肩のラインと揃える

前傾に対してほぼ直角に回転する肩のラインとシャフトの角度が揃っていれば、スクエアでオンプレーンにクラブが動いているといえ、M-Tracerでチェックしても数値が確実に良くなります。テークバックの中盤である8時から10時のゾーンをコントロールすることが、終盤であるトップ位置に大きく関わります。10時以降はシャフトが肩を越えてトップ位置へと向かい、左腕が上昇してきます。ですので、10時以降は左腕を肩のラインに重ねる様にイメージすれば、縦のゾーンである8時から12時までが、1枚のプレーンで収まる様になります。そのままトップまで行くと今度は、左腕のラインと肩のラインが実際に重なり、同じ角度になります。まずは前傾の角度にたいしてほぼ直角に肩の回転が出来ているか?がカギにはなりますが、自分の肩の角度に対してシャフトと左腕を揃えるというのは、それほど難しいイメージではないと思います。

とはいえ、今までのクセで自分の意識と実際がズレていたりするものです。鏡でのチェックやスマホの動画で撮って見るとかは是非やって頂きたいですが、それとあわせてM-Tracer等のセンサーを搭載した器機を使い、クラブや手元の軌跡にフェース回転角のチェックを行えば、本当に自分がやらなければならないことが見えてくるでしょう。

正しいスイングプレーンに乗せるには左腕下部の腱を意識する

正しいテークバックを3局面に分けて説明していますが、8時から10時の中盤の動きが重要です。縦の動きへの切り替え、つまりプレーンに乗せる動きがこの中盤の仕事ですが、それに大きく関わっているのがコックです。コックというと、左手首を親指方向に深く折り曲げてしまうゴルファーが多いと思います。これによりフェースが開いたトップになり、左肘も曲がって担いだトップやシャフトクロスなどの原因にもなります。

正しいコックは、左腕の前腕部尺骨側、小指から肘にかけての腱の部分を伸ばす様にしながら、左腕とシャフトが約90度の角度をつくることです。8時からコックがスタートし、90度の角度が出来たら10時の位置で肩とシャフトの角度が平行。これがプレーンをとらえる動作になります。このかたちが中盤で出来れば、左腕を外側に押すチカラが出るので、テークバックの終盤10時を過ぎて左腕を肩の角度に重ねる動作から「左腕がピーンと伸びたトップ位置」を達成できます。

左腕下部の腱を伸ばすことで手の動きを抑制できる

エプソンM-Tracer

堀尾研仁のスイング解析レッスン

永井 延宏(ながい のぶひろ)
1969年2月2日生。埼玉県出身。
「ホールインワン」「プロゴルファー猿」などのゴルフマンガの影響を受け、 10歳よりゴルフをはじめる。日本大学櫻丘高校ゴルフ部主将を務め、日本大学文理学部に進学。その後、練習場やゴルフ場に勤務しながら、多くのアマチュア競技大会に参加。 1994年には、ゴルフ留学のため渡米し、フロリダ、コロラド、カリフォルニアへ。フロリダ州オーランドを拠点に試合をしながら、ジム・マクリーンなどのアメリカ最先端のティーチング・ノウハウを学ぶ。帰国後、 レッスン活動をを開始し、2006年にはレッスン オブ ザ イヤーを受賞。

永井延宏プロフィール | DEEP IN GOLF ゴルフティーチングプロ 永井延宏
http://www.deepingolf.com/profile/

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