永井延宏のフェースコントロール

エピローグ 正しいフェースコントロールは正しいスイングにつながる

2014/09/11 10:00

形ばかり気にしても良い球は打てない

この連載もいよいよ最終回。11回に渡り、永井プロにやってはいけない動き“デスムーブ”の解説と対処法。そして効率良く上達するために必要な“フェースコントロール”の解説と習得するためのドリルなどをご紹介いただいた。特に“デスムーブ”ことフェースを開きすぎる動きは、当てはまるゴルファーも多かったはずだ。永井プロは言う。「トーナメント中継やゴルフ雑誌などで、プロのスイングを見ると真似したくなりますよね。しかし形ばかり真似してもスイングの問題点を把握していなければ上達するのは難しいのです。」

良いスイングは効率良くボールを打つための結果の形

ツアーで戦うプロゴルファーは、自分でいかに思う通りにボールをコントロールして一点を狙えるかが勝負です。その結果を得るためには、どのようにフェースをボールに当てれば良いか、できない理由は何かのメカニズムを考えながら練習を積みます。つまりスイングの形以前にまず“こういう球が打ちたい”という意思があり、それが形になった様を我々は目にしているのです。このメカニズムの理解に、最近ではツアープロの間でも様々な計測器が活用されています。形やフィーリングではなく、スイングと弾道のメカニズムを理解しながら、それを自分で使いこなすための練習やコーチングが最近のトレンドです。

自分のエラーを見つけ出し、改善することが上達につながる

プロゴルファーに限らずゴルフの上手い方は、自分のミスの傾向を知っています。自分にどのようなミスがおきているのか、そのミスはどうすれば減らすこと、なくすことができるのかを研究している方ほど、ゴルフを楽しんでいるなと感じられる方が多いですね。スコアをまとめるには自分のミスとうまく付き合うべきだという意見もありますが、自分の悪いところを把握し、改善することがゴルフの上達で、そのあかつきには今までにない自分が待っているという夢があります。いい結果やいいスコアだけにこだわると、必ず行き詰まってしまうものです。あくなき探究心と向上心を持つゴルファーを応援するのが、我々指導者の使命だと感じています。

昔は把握しづらかったミスの原因≫
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