Lesson.16 ツマ先上がりのアプローチ
2014/07/21
SWを持ってピッチ&ランで寄せる
ツマ先上がりのアプローチは、アイアンショットと同じく、ボールと体との距離が近くなります。そのため、左に引っかかりやすいのが特徴です。球質的にはあまり高さが出ず、落ちてからもランが出やすい。その点を踏まえて、使用するクラブはサンドウェッジでいいでしょう。ツマ先上がりのライに遭遇したら、まずは落とす場所をイメージしてピッチ&ランで寄せることを考えましょう。
クラブを短く持ってボールの近くに構える
ツマ先上がりはボールとの距離が近くなると説明しました。当然、クラブは短く持つのが基本です。ツマ先上がりはボールが足下よりも高い位置にあるので、ある程度軌道はフラットになります。通常の長さでグリップしているとインパクトで、ダフリやすくなります。ソールを傾斜に合わせるようにセットして、それに伴って、クラブを短く持つようにしましょう。
フック回転を計算に入れてややフェースは開いておく
冒頭で、ツマ先上がりは左に引っかかりやすいと説明しました。引っかけのミスを防ぐ意味でも、アドレスのときに少しフェースを開いておくといいでしょう。ただ、引っかけるのが嫌だからと言って、カット気味に入れようとしたり、インパクトでボールに当てようとしないでください。大事なことはスイングをすること。インサイド・アウトに振るイメージを持つと、ダフリにくくなります。
振り幅は基本的に左右対称
ライが悪いとどうしてもインパクトでボールに当てたくなります。当てようとするからインパクトがゆるむ。結果、インパクトポイントがズレてしまうわけです。インパクトは止めずに振り切ること。基本的には左右対称の振り幅をイメージしておくといいでしょう。使用するクラブはサンドウェッジと言いましたが、ピンまで距離がある場合は、AWなどに持ち替えるのもひとつの方法です。
【動画】Lesson.16 ツマ先上がりのアプローチ
ツマ先上がりはランが出やすいので、ピッチ&ランのイメージで打ちましょう。
レッスンカテゴリー
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