大人のゴルBODY

「決めたいパットほど、ラインは『ざっくり』読む!?」 メンタル編vol.2

2015/09/01 09:00

「入れたいときほど外してしまう…」のは何故?

決めたいパット、その前後の心境を思い返そう!

バーディチャンスや、ここで決めないとダボ・トリプルといったピンチの状況など、ラウンド中には絶対に決めたいパットに直面するシーンがある。しかし、そんなときに限ってことごとく外してしまうという経験はないだろうか。決めたいパットの直前に抱くメンタルの動きを把握すれば成功率も高まるはず! そこでストラテジー(戦略)コーチ・松本進さんに、目からウロコのアドバイスをいただいた。
(以下、松本さん解説)

慎重になり過ぎたらOUT!

「フック?スライス?」と悩めば悩むほど入らない!

「決めたいパットに臨むときだけ、必要以上に慎重になっていませんか? 四方八方からラインを読んでみたり、素振りでストロークを何度も確認したり。でも、振り返ってみてください。特に重要ではないパットでは『ざっくり』読んで打っていませんか。これでは、決めたいパットを前にしたときだけ、明らかにメンタルもリズムも変わってしまいます。

「気持ち」と「ストローク」は連動する!

「ラインが読めな~い!」 迷ったまま打てば迷った打ち方に…

慎重にラインを正確に読もうとするほど、ああでもないこうでもないと悩んでしまうもの。どちらに切れるか微妙だと感じたら、気持ちも微妙な状態に陥ってしまうもの。そのような考えに体は素直に反応してしまうため、ストロークも微妙になってしまうのです。

実はハズして、ひと安心…!?

ネガティブ思考の表れ…?

自信を無くしてしまったり、悪いイメージばかり考えたり、諦めムードで臨むのは絶対にNGです。ネガティブな気持ちこそ、大事なところで外してしまう大きな原因といっても過言ではありません。『ホラ、やっぱりハズしちゃった』と言いながら、外している自分にひと安心しているようではスコアアップは望めないからです。

「動揺」との向き合い方次第!

「考え方1つで、パットがやさしく感じられます」(松本さん)

さて、決めたいパットで襲ってくる、こうしたメンタルの動揺にいかに向き合えばよいか。次のページでは、その考え方や解決策を具体的にご紹介しましょう。

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