低弾道と引っかけの原因は?
2013/02/22 09:00
アドレスとトップで赤の警告!
肩と腰に角度センサーを装着して、米ツアープロのスイング・パラメータの平均値と比べてみると、スイング中の望ましくない部分が、即座に分かります。特に、赤が表示されたところが、今重点的に改善すべき部分になります。アドレスとトップで赤が点灯していますね。
ツアープロでも、体格や柔軟性などに個人差はありますが、平均値を大きく外れてしまうことはありません。
アドレスでは、ショルダーターンが22度オープン。つまり、アドレスの時点から肩が開き過ぎているんです。そして、トップではショルダー・チルトが45度左。トップで大きく左肩が下がってしまっているようです…。
ちなみに、ツアープロの平均値は、アドレス時の肩の開きは7度。トップで左肩が下がりますが、36度左に傾くのが平均値。どちらも平均値よりも大きく外れていることが分かります。数字が大きく外れたところは、ビデオでの分析を進める上で、大きな手掛かりを与えてくれます。ここを重点的に注目しつつ、ビデオによる分析へと進みましょう。
★スイング・パラメーター
アドレス、トップ、インパクト、フィニッシュの4つのポジションで、腰と肩がどのような角度になっているかを測定したものがスイング・パラメーター。米ツアープロ、150人のデータの平均値と比較して、数値が大きく逸脱していれば赤。やや外れていれば黄色。理想的なポジションであれば緑で表示される。
Bendは前傾度合い、Tiltは左右の傾き、Turnは回転角度。Fはフォワード(前)、Bはバック(後)、Oはオープン、Cはクローズ、Rは右、Lは左で、各ポジションでの角度が示される。