ゴルフ雑学 トーナメントコースを楽しもう
S吉クンの一押しゴルフ場情報
これまでゴルフについて、さまざまなマナーや知識を学んできたS吉クン。今度はそれを活かしてコース上でプレーしたくなってきたようです。しかし、数多く存在するゴルフコースの中から、どこを選べばよいのやら。
そこでS吉クン、ここからは色々なエピソードや見どころのある“おすすめ”ゴルフコースの情報を集めるべく駆け回ることにしました。初回にご紹介するのは、茨城県にある「セントラルゴルフクラブ」。日本オープン2回、日本プロ2回開催のトーナメントコースです。今回から新登場の「パノラマ撮影」で、まるで本物のコースにいるかのような臨場感も味わえますよ。お楽しみに!
(取材協力/セントラルゴルフクラブ)
メジャー大会含め、激闘の舞台に
(S吉)はじめまして、GDOゴルフ研究所のS吉と申します。こちら「セントラルゴルフクラブ」は国内男子メジャー開催の実績もあり、プレーしがいのあるコースと聞いてお邪魔しました。
(横山)はじめまして。統括マネージャーの横山です。ここは東西コース合わせて36ホールありますが、両コースともにプロのレギュラーツアーで使われています。いわば「ダブルエース」を擁するゴルフ場なんです。
(S吉)36ホールあるゴルフ場は、どちらかがメインで、もう片方はサブ的な位置づけなのをよく見かけますが、こちらは全ホールがメインということですね。
(横山)はい。日が長い今の時期は、1日で36ホール通しで回る「あっぱれ鉄人プラン」というのもやったりしていて、なかなか好評です。とにかく全ホールが見どころ満載なんですよ!
(S吉)へぇ~!ところで、横山さんはこちらでどれくらい勤務されているんですか?
(横山)18歳で入社して、26年間こちらで働いています。なので、このゴルフ場の事は何でも聞いてください。
(S吉)これまで何度かプロの試合がありましたが、思い出に残る勝負などはありますか?
(横山)1997年の日本プロゴルフ選手権(※編注:西コース開催)で、丸山茂樹プロが逆転で勝った時のことがとても印象に残っていますね。今でも月に1度はここでプレーしますが、あの時のことをよく思い出します。
(S吉)さて、ここセントラルゴルフクラブを知り尽くす横山さんに、おすすめのホールを一つご紹介していただきたいと思います。
(横山)そうですね、全ホールそれぞれに思い入れがあるので一つに絞るのが難しいですね(しばし考え込む……)。それでは、東コースの10番ホール(Par4、435ヤード)をご紹介したいと思います。実は私はティーチング資格も持っているのですが、その視点から見ても、プロだけではなくアマチュアでも十分攻めがいがあるホールだと思いますので。