河本&藤森のGOLF開眼物語

第7話 直ドラ作戦

2014/03/05 11:00

ロングホールのセカンド、何で打つ?

ラウンド編一発目に開眼してもらうテーマは、スタート直後パー5でのセカンドショット。中井プロが2人に使用クラブを尋ねると、河本さんは「確実なのでアイアンでレイアップしますね」、藤森さんは「5Wとかフェアウェイウッドでグリーンを狙います」と答えた。2人ともセオリー通りのクラブチョイスであるが、中井プロは2人に新たな提案を仕掛けた。
「スタートしたばかりで体がまだ動いていない状態で、アイアンやFWを握ると、しっかりスイングしようという気持ちからプレッシャーが大きくかかります。当然ミスが出やすくなります。前半のホールは、自分にやさしく、クラブに任せてスイングするのが得策です。グリーンまで距離があり、右サイドがセーフという状況なら、ここはあえてドライバーを使いましょう! そうです、“直ドラ”です。つかまりすぎることなくOBを避けられ、フェースが大きいので当たる確率も高い、何といっても一番飛ぶクラブですから」と説明する中井プロ。まさかの“直ドラ”と聞き、腰を抜かして驚く2人。「“直ドラ”なんて絶対無理です、無理無理」と最初から否定的な河本さん。藤森さんも、「“直ドラ”って石川遼横峯さくらといった、一流プロしかやってはいけないと思ってました」と疑う。

アプローチ感覚で振ろう!≫
1 2 3 4 5