第8話 フェアウェイウッド活用法
2014/03/12 11:00
つかまり具合で向きを変えよう!
「たとえば、3W、5W、7Wの3本のFWがあるとします。この3本はクラブの長さやロフトが違うわけですが、大きな違いはもうひとつ、つかまり具合が違うということです。クラブが長くロフトも立っている3Wは、つかまりが悪いですよね。一方で、クラブが短くロフトが寝ていて、ライ角もアップライトな7Wはつかまる番手。3Wは右に行きやすい反面、7Wは左につかまりやすいという特徴があるのです。ですから番手によって左右に目標を変えるのがベター。ミスを想定し保険を掛けることでリラックスしてスイングできます」とのこと。その上で自分の基準となるクラブを見つけることが重要だと中井プロ。
「自分のなかで自信のある、いつでも真っ直ぐ打てるクラブを見つけ、それを基準に右に行きやすいクラブ、左に行きやすいクラブと分けて考えます。このイメージが持てれば、OBやハザードの位置関係で最適なクラブ選びをすることも可能です。少しでもグリーンの近くへと、タテ距離ばかりを考えるのではなく、ヨコの意識を持ってホール戦略を考えましょう」。