「カートから振り落とす気!?」/マナー違反警察24時 容疑File.21 危険運転
スロープレー、打ち込み、過激な服装…。セルフプレー全盛時代、ゴルフ場のマナー違反はもはや日常茶飯事。本企画では、そんな“現行犯”の事例を列挙。他人の振りを見て我が振りへと役立ててほしい。第21回の容疑者は「カーブで速度を落とさず危険運転する人」。安全を無視した危険行為に、同乗者は緊張に包まれていた――。
カートはアトラクションじゃないよ!
ラウンドを終えたおかんから、少し怒り気味の電話がきました。
おかん
「きょうのラウンドな、同じ組の人がカート運転してくれてたんやけど…カーブで全然スピード落とさんのよ!」
K
「え、まじ?コーナー攻めるタイプ?」
おかん
「攻めるどころか、ジェットコースター状態や。体投げ出されそうで、必死に手すりつかんでたわ」
K
「ハンドル握らせたくないタイプやな…」
◇◇◇◇
カート道は、舗装されていても油断は禁物。朝露や雨上がりならスリップの危険もあります。事実、ゴルフカートでの事故は毎年起こっています。安全第一を心掛けた運転が、同伴者の信頼を生むポイントです。
こんな暴走ゴルファー、見かけたらレッドカードです!
イラスト:小島サエキチ
小島サエキチ プロフィール
イラストレーター。旧西ドイツ ハンブルグ生まれ。書籍・雑誌・Webでニンゲン生活の泣き笑いを 表情ゆたかに描写。著書に『まんだら絵解き図鑑』(双葉社)がある。