フィッティングでゴルフは変わる

「ボールが上がらない…」はギアのせい!?

2013/08/20 10:00

まずはスイング解析から!

今回のテスター上條さんのフィッティングで取り上げるのは、“ボールが上がらない”症状を克服する点。現在、ヘッドはアスリート系モデル、ロフトは10.5度、シャフトは元調子のカスタムシャフトでフレックスSを使用している。まずは、シャフトオプティマイザーの計測から、上條さんのスイングを分析していく。

【スイング半径】とクラブ長さ

■ スイング半径【SWING RADICS】※インパクト直前のクラブの回転中心からヘッドまでの距離

上條さん:レベル9(平均値+5)

平井「上條さんのスイングで一番特徴が見えた項目が【スイング半径】です。数値的にはこの【スイング半径】が、かなり大きいことが分かりました」
上條「かなり大きい……?」
平井「はい、【スイング半径】が大きいタイプの方でミート率が低めの場合、ひとつの目安として、短めのクラブを選ぶことをオススメします」
上條「短めのクラブですか?」
平井「ミート率を高められる長さとしては、45インチのものを基準として考えてみてください」
これまで上條さんの大きなスイング半径では、現在使用しているクラブは長すぎた模様。長すぎてしまったことで、無意識のうちにインパクト直前でスイングを調整してしまい、ボールをうまく捉えていなかったことが考えられる。

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