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中井学のフラれるゴルフ
2013/08/05

Lesson.24 バンカーのダフり・トップ防止術

ダフリ・トップの原因は紙一重

ダフリ・トップの原因は紙一重

バンカーショットのミスと言えば、ダフって脱出できずにまたバンカー内にというケースと、トップしてホームランというケースの大きく分けて2つがあります。

ただ、この2つのミスの原因は、ほとんど同じ動きが原因になっていることが多く、それをなおすことができれば、バンカーショットがむしろ得意なショットになるはずです。

それではダフリ・トップの原因を説明していきましょう。

トップは体が回り過ぎることで起きる

トップは体が回り過ぎることで起きる

トップが出る一番の原因は、しっかり打とうとし過ぎて、体がまわり過ぎることにあります。要するに早くまわり過ぎることで、体とボールの距離が遠くなり、ボールまたは砂に届かなくなる。結果トップが出てしまうという仕組みです。

それを嫌がって、ボールに届かせようとして右腕が伸びてしまう。こうなるとダフリになってしまうわけです。

クラブをリリースできないからダフる

クラブをリリースできないからダフる

大きくダフってしまう原因は、ボールに当てようとして手元が前に出過ぎて、インパクトが詰まってしまう。いわゆるクラブがリリースできない状態になることです。

今度は、ダフるのを嫌がって、インパクトで体が起き上がってしまう。結果、トップになってしまうわけです。

このように、ダフリとトップは同じ動きが原因で起こることが多い。ではその対策をしていきましょう。

体の右サイドが突っ込まないようにする

体の右サイドが突っ込まないようにする

体の右サイドがつっこまないようにするためのひとつめの方法が、右足の外側に体重をかけるということです。右足の内側が浮くような感じで、右膝を外側に出す。

この体勢をキープしたまま振り切ると、右サイドが突っ込むことなく、エクスプロージョンができます。右サイドを完全にロックしてしまう方法です。

右足つま先を上げたまま振る

右足つま先を上げたまま振る

右足の内側を上げることに違和感がある人は、右足のつま先を少し浮かせた状態でスイングしてみてください。これも右サイドが前に出ない方法で、フェースがかぶって入らなくなります。打ち込もうとする気持ちが強ければ強いほど、右サイドの動きが大きくなってしまい、それがダフリ・トップの原因になるわけです。右サイドを固めてしまう方法を試してみてください。

【動画】Lesson.24 バンカーのダフり・トップ防止術

ダフりとトップの原因は同じところにあります!

中井 学
1972年生まれ。大阪府出身。中学生の頃ゴルフを始め、アメリカにゴルフ留学。様々な理論を学ぶなかから、自らの理論を構築。老若男女問わない、全く新しい考え方は、プロから初心者まで幅広い層から高い支持を得ている

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