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中井学のフラれるゴルフ
2013/03/11

Lesson.3 クラブは上げて下ろすだけ!?

クラブは上げて下ろすだけ!?

ゴルフは上げて下ろすだけ!?

「スイングなんて何も考えずにクラブを上げて下ろすだけだよ」などと言う、上級者の方も多いと思います。しかし、この言葉は大きな誤解を招きがち…。

中井学流に言えば、「上げて下ろす」のではなく「上がって下りる」が正解です。クラブは上げようとしなくても勝手に上がり、下ろそうとしなくても勝手に下りるものなのです。これは前回の「腕は振らない!」にも通じ、スイングのイメージ転換に大きな影響をもたらすキーワードです。では、「上げて下ろす」イメージだと、どんな悪いスイングになりがちなのでしょうか?

アップライト?下半身リード?

アップライト?下半身リード?

「上げて下ろす」イメージを真に受けると、スイングはこうなります。テークバックではできるだけ高くアップライトに。もちろん腕を使って高く「上げる」イメージになります。そして、下半身をリードさせるイメージで「下ろす」という能動的なダウンスイングになります。

前回のテーマと重なりますが、腕を使って振り上げるイメージだと、体の回転と腕が早々からバラバラになり、こんな風にインパクトでヘッドを戻せなくなってしまいましたよね。

スライス回転が止まらない!

スライス回転が止まらない!

インパクトでヘッドが戻らないので、フェースが開いたまま当たり続けます。当然右にばかり飛ぶので、これをなんとか真っ直ぐに修正しようとして、左肘を引いたり、左の腰を引いたり、伸びあがったりして調整するようになります。

こうしてスイングはどんどんカット打ちになり、スライスから抜け出せなくなっていくのです。一方、「上がって下りる」イメージとはどういうことでしょうか?言い換えると、クラブは上げようとしなくても上がり、下ろそうとしなくても下りるものです。

クラブを水平に振る感覚

クラブを水平に振る感覚

「上がって下りる」イメージをご説明する前に、前傾せず真っ直ぐに立って、ボールが目線と同じ高さにあるイメージでスイングしてみましょう。

クラブはテークバックでもフォローでも、クラブヘッドが目線の高さをキープするように上体を回転させて振りましょう。そうすると、意識しなくてもテークバックでは自然に右肘がたたまれ、フォローでは左肘がたたまれる動きになるはずです。この動作がそのまま「上がって下りる」動きにつながっていきますよ!

前傾すればクラブは勝手に上がる

前傾すればクラブは勝手に上がる

真っ直ぐに立って水平にクラブを振りながら、今度は徐々に前傾していってみてください。3、4段階くらいつけて、徐々に徐々に上体を傾けていくのです。

そうするとどうでしょう。ただ水平にクラブを振っている感覚のままでも、テークバックではクラブヘッドが勝手に上がっていくことが分かるはずです。つまり、クラブは腕で上げようとしなくても、体の回転と前傾姿勢だけで自然に上がっていくものなのです。

トップがキツいから下りてくる

トップがキツいから下りてくる

腕で上げず、体の回転だけで十分に体を回せば、トップでその体勢を保つのはとてもキツくなります。背中が目標方向に正対したトップの形は、体勢としてすごく辛いものです。下半身リードでダウンスイングというよりは、捻じったトップの体勢がキツいから、戻ろうとして自然にクラブが下りてしまうんですね。

これが「上がって下りる」感覚です。体の回転と前傾だけで「上がる」感覚にすれば、実は肩の回転する面よりも上に腕が上がることはありません。よく四十肩でクラブが上げられないという人がいますが、手を肩の高さまで上げることができれば、十分にスイングできるのです。

【動画】Lesson.3 クラブは上がって下りる

よく使われる「クラブは上げて下ろすだけ」というフレーズは忘れましょう!

中井 学
1972年生まれ。大阪府出身。中学生の頃ゴルフを始め、アメリカにゴルフ留学。様々な理論を学ぶなかから、自らの理論を構築。老若男女問わない、全く新しい考え方は、プロから初心者まで幅広い層から高い支持を得ている

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