レッスン・練習
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中井学のフラれるゴルフ
2013/09/02

Lesson.28 パッティングの距離感を作る

まず自分のモノサシを作る

まず自分のモノサシを作る

ここではアマチュアのみなさんが最もパッティングで苦労している距離感についてのレッスンをします。練習量が多い、または練習グリーンで練習できるような環境にある人は、ある程度の経験値で距離感というものを体で覚えることができますが、一般的なアマチュアの多くは、練習すること自体ができません。そこである基準を作る練習を紹介していきましょう。

2つの基準を作る

2つの基準を作る

まずカップから3メートルにひとつ、6メートルにひとつ置きます。最初に3メートルをカップに向かって打ち、次に6メートルを打ちます。これは何を知って欲しいのかというと、この2つの距離感の差を自分がどこで打ち分けているのかということです。

要するに、振り幅が単純に倍になるという簡単なものでは距離感は表せないということ。この部分は人それぞれ違いがあるので、まずは自分の判断基準を見つけ出してください。

短い方を打ってから長い方を打つ

短い方を打ってから長い方を打つ

2つにしたのには理由があり、これが3つだと、基準があいまいになってしまう可能性があるのです。人間にとって二分の一というのが最もイメージしやすく、体に入ってきやすいのです。このときのポイントとして、短い距離から打つようにしてください。長い距離から打つと緩める打ち方になってしまうので、ある程度しっかりストロークしたときのフィーリングを覚えてもらいたいのです。

ボールスピードを覚える

ボールスピードを覚える

距離感を身につけるには、この2つの距離の差をどこで自分が作っているのかを知ることと、もうひとつはボールスピード。例えば、6メートルのパットをしたときに、半分すぎたあたりではどれくらいのスピードなのか。またカップの手前ではどれくらいのスピードになるのかを把握しておくと、違う状態のグリーンでプレーするときに対応しやすくなります。

グリップは強からず弱からず

グリップは強からず弱からず

距離感を体に覚え込ませるときに大切なのが、フィーリング。グリッププレッシャーはその大切な要因のひとつで、強く握りすぎていると感覚が伝わりにくくなる。もちろんインパクトでフェース面がぶれるような緩い握り方ではダメだが、ある程度リラックスした状態が好ましい。握りはしっかりで、手首や腕は力を抜くという感じがいいでしょう。

【動画】Lesson.28 パッティングの距離感を作る

自分がどのようにして距離を調節しているのか知りましょう!

中井 学
1972年生まれ。大阪府出身。中学生の頃ゴルフを始め、アメリカにゴルフ留学。様々な理論を学ぶなかから、自らの理論を構築。老若男女問わない、全く新しい考え方は、プロから初心者まで幅広い層から高い支持を得ている

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