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中井学のフラれるゴルフ
2014/02/10

Lesson.50 バンカーの目玉から脱出

目玉には2つのパターンがある

目玉には2つのパターンがある

今回のテーマはバンカーの目玉からの脱出です。バンカーの目玉には2種類あり、ひとつはボールの周辺が目玉焼きのようになっているケース。もう一つがボールの周囲が砂で埋もれて、完全にボールが潜っている状態です。2つの目玉は脱出のさせ方が変わってきます。それぞれ適した打ち方を選んで、1発脱出を成功させましょう。

下が硬く表面が軟らかい目玉は難しい

下が硬く表面が軟らかい目玉は難しい

目玉焼きのようになっている目玉というのは、砂の下が硬く、表面だけが軟らかいバンカーのときになることが多いですね。要するに、ヘッドが弾かれることが多いということです。ポイントはしっかりヘッドを砂の下に入れるということ。表面が軟らかいので、ヘッドが入りやすく感じるかもしれませんが、逆の現象が起きるので注意してください。

フェースは開かない

フェースは開かない

ヘッドをボールの下に入れるための大切なポイントは、フェース面を開かないということです。一般的なバンカーショットはフェース面を開きますが、目玉のときは開きません。いかに砂にヘッドを潜り込ませるかを考えます。フェース面を開く方法だと、抵抗が大きすぎて、ヘッドが入っていかないのです。

軌道はカットに

軌道はカットに

軌道のポイントは思っているよりも、ヘッドを上から入れて、アウトサイド・インに振ります。この極端なカット軌道がヘッドをボールの下に滑り込ませる最大のポイントになります。スタンスもオープンにして、スタンスなりに振ります。フェース面を開かないので、左に飛ぶような感じがしますが、ボールを直接打つわけではないので、左には飛びません。

完全に埋まっている場合はフェースをかぶせる

完全に埋まっている場合はフェースをかぶせる

ボールが完全に埋まってしまう目玉は、砂が軟らかい状況でなりやすく、砂ごと掻き出す打ち方が効果的です。フェース面をかぶせて、リーディングエッジから砂に入れていきます。砂ごと掻き出すことで、かなり潜っているように見えても、意外と楽に脱出させることができます。ポイントはフェース面を開かないことです。

【動画】Lesson.50 バンカーの目玉から脱出!

ポイントは、いかにボールの下にヘッドを入れるかです!

中井 学
1972年生まれ。大阪府出身。中学生の頃ゴルフを始め、アメリカにゴルフ留学。様々な理論を学ぶなかから、自らの理論を構築。老若男女問わない、全く新しい考え方は、プロから初心者まで幅広い層から高い支持を得ている

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