元世界No.1の技術! 申ジエの“ヘッド加速”【優勝者スイング】

インパクトからフォローが特徴の「ジエ・スイング」

「ニトリレディスゴルフトーナメント 」にて、ツアー通算14勝目を飾った申ジエ(韓国)。一時は体調不良で「もう優勝できないかも…」と思うまで悩んだという、元世界ランキング1位が復活優勝を果たした。今後さらなる飛躍を予感させる、世界レベルのスイングを解説していこう。

元世界No.1の技術! 申ジエの“ヘッド加速”【優勝者スイング】 (画像1枚目)

早めコック&クラブを立てて「テークバック」

元世界No.1の技術! 申ジエの“ヘッド加速”【優勝者スイング】 (画像2枚目)

始動で右へ少し体重移動が入った後、コッキングを早めに入れてクラブを立てながらテークバックを行っています。アーリーコックで少しアウトサイドに上げるバックスイングは、韓国の選手に多く見られる動きです。

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直前で上半身&手のブレーキをかける「インパクト」

元世界No.1の技術! 申ジエの“ヘッド加速”【優勝者スイング】 (画像3枚目)

申ジエ選手のスイングで最も特徴的なのは、インパクトからフォローにかけてです。インパクト直前まで両脚を伸ばしながら勢いをつけているのですが、直前で上半身の回転や手の動きが減速しています。これにより、クラブヘッドだけが勢いを保ったまま加速していきます。

ドロー弾道に適した「フォロー」

元世界No.1の技術! 申ジエの“ヘッド加速”【優勝者スイング】(画像4枚目)

フォローで右手がカブっているように見えるのは、ヘッドが手を追い越して、クラブが走っている証拠です。この動きは、無意識か意識的かはともかくとして、フェースがしっかりローテーションしているということ。ドロー弾道を打ちやすいスイングと言えます。

撮影/2017年「ヤマハレディースオープン葛城」練習日

1分でわかるスイング解説 吉田洋一郎 プロフィール

スイング解説/吉田洋一郎 (※音声は合成です)
1978年生まれ、北海道出身。海外のスイング理論に精通するゴルフスイングコンサルタント。D.レッドベターを2度にわたり日本へ招聘し、レッスンメソッドを直接学ぶ。世界各地で最新理論の収集と研究活動を積極的に行っている。

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