パフォーマンスアップに！ おすすめ朝ごはん

ラウンド当日の朝、何を食べますか？ 朝食を取る時間帯や食事内容は、パフォーマンスに大きく影響します。

そこで今回は、効果的な朝食について解説します。

朝食は一日の中で一番大切な食事

朝は時間がなくて、何も食べずにラウンドに臨むゴルファーも多いことでしょう。朝食を取らない、または、朝食の量が少ない人は一日中疲れやすく、夜になるとお腹が空いてしまい、スナック菓子などを欲しやすくなります。

起床時、体はエネルギーが枯渇した状態にあるため、「空腹」を感じます。朝食の目的は一日を乗り切るためのエネルギー補給。ベストな状態でパフォーマンスを発揮するためにも必要不可欠です。

タイミングと時間の管理

ラウンド開始時間によって、当日または前日の食事の時間を調整しましょう。

睡眠中は体が脱水状態にあるため、起床時の水分補給が大切です。朝食はおにぎりやうどんなど糖質を多く含んだ消化のいい食べ物を取りましょう。

消化・吸収しエネルギーを作り出すため、ラウンド開始3時間前までに食事を終えておくことをおすすめします。ゴルフはプレー時間が長いため、合間に軽食や間食を入れるといいでしょう。

3時間前に朝食を取ることが難しい場合、脂質の多い食事は消化に時間が掛かるのでラウンド開始15時間前までに夕食を終えるか、または就寝前に糖質中心の軽食を取ることをおすすめします。そうすることで、体にエネルギーが補給された状態で当日の朝を迎えることができます。

ラウンド中のエネルギー不足を防ぐために、開始1～2時間前にゼリー飲料など消化のいい軽食を取るとよいでしょう。開始前はスポーツ飲料を摂取し、発汗で失う水分とミネラルを補給することもポイントです。

理想的な食事スケジュール（8時ラウンド開始の場合）

4:30 おにぎりやうどんなど、糖質中心で消化にいいもの
※ラウンド3時間前までに食事をすませましょう。
※早朝に食事をするのが難しい方は、夕食を15時間前に食べ終わるようにしましょう。（8時ラウンド開始の場合は前日の午後5時）

7:00 ゼリー飲料やバナナ、カステラなど
※ラウンド1時間前までに軽食をすませましょう。

7:30 糖質を含むスポーツ飲料で水分・塩分を補給
※1回200ml以内（紙コップ1杯程度）をこまめに摂取しましょう。

8:00 ラウンド開始
※スポーツ飲料で水分を補給したり、合間にゼリー飲料を摂取するのがおすすめです。

ほとんどの競技において、試合直前に摂取した食べ物から得られる栄養素が試合中に消化・吸収されて、エネルギーになることはありません。その行為が、逆にパフォーマンスにマイナス影響を与えることもあります。

ラウンド時の集中力を維持させ、ベストなパフォーマンスを発揮するために、朝食はしっかりと取るようにしましょう。

（協力／ケアくる）