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いつまでもゴルフを楽しむために…老化防止トレーニング

2020/11/05 13:00
いつまでも若々しくいたい!(提供:写真AC、クリエイター: bBearさん )

近年、日々の運動量が不足することで、立ったり歩いたりなどの移動機能が低下し、日常生活を送るうえで介護が必要になる人の増加が問題視されています。年齢を重ね、体を動かす機会が減ると、筋力や柔軟性が低下し、平衡感覚が衰えます。

今回は、いつまでも楽しくゴルフをプレーするために実践したい、老化防止トレーニングをご紹介します。

老化・介護予防のトレーニング

介護が必要になる方の多くは、「筋力」「バランス能力」「柔軟性」が低下することで、体を動かすために必要な骨や、筋肉、関節、神経などの運動器に障害が生じることが原因となります。

移動機能の低下を予防するために、以下3つのトレーニングを試してみてください。

3方向片脚立ちバランス

3方向片脚立ちバランス(提供:ケアくる)

1:床につかない程度に片足を持ち上げます。

2:前方に足を伸ばし、体を後方へ傾け、5秒キープします。

3:そのまま足を体の横に伸ばし、体を足とは逆の方向に傾け、5秒キープします。

4:最後に足を後方へ伸ばし、体を前傾させ、5秒キープします。

※上体を起こして、余裕があればもう1セット行います。

※反対側も同じ動作を行い、左右それぞれ1~3セットを目安としましょう。

コンビネーションスクワット

コンビネーションスクワット(提供:ケアくる)

1:足を肩幅に広げて立ちます。

2:お尻を後ろに引くように体を前傾姿勢にしながら、膝が45度に曲がる位置まで腰を下ろします。

3:足首、膝、股関節の3つを同時に伸ばすように、体を起こしてつま先立ちになります。

4:ゆっくりとかかとを下ろして、初めの姿勢に戻ります。

※つま先立ちの姿勢でフラフラしないように注意しましょう。

ヒップヒンジ・ストレッチ

ヒップヒンジ・ストレッチ(提供:ケアくる)

1:壁や椅子の前に立ちます。

2:足を肩幅に開き、両手を壁(や椅子)につきます。

3:お尻を後ろに引くように体を前に倒します。

4:もも裏からお尻、背中を気持ちのいいところまで伸ばします。

背中を弓なりに反るとさらにストレッチ感が増します。

定期的に運動やトレーニングをしていても、ふらついたり、安定した姿勢を保つことが難しい方も1日1セットから始めてみましょう。

(協力/ケアくる

■ 齋木 拓(さいき・たく) プロフィール

鍼灸師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師/日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
スポーツ整形外科、会員制スパ&フィットネスクラブ等で治療や運動指導の経験を積む。アスリートからスポーツ愛好家まで、幅広い年齢層への治療やリハビリテーションを通じて、日常生活やスポーツ競技への復帰をサポートしている。 痛みや不調に合わせ「より効率的な身体の使い方」ができるよう、鍼灸の東洋医学的視点からセルフケアやエクササイズ、食事にまで及ぶ総合的なコンディショニングを身上とする。https://carecle.com/detail/201 クリニックオフィシャルサイト:http://www.loople.jp/