体が固まる冬の朝に 可動域を広げるストレッチ
2021/01/07 13:00
厳しい寒さが続いていますね。特に朝は体が硬くなり、十分に温まっていないと可動域を使った動きがしにくくなります。
体の硬さは筋肉や関節の硬さによって引き起こされ、柔軟性の低下はパフォーマンスの低下を招きます。また、体が動かないまま、無理にスイングをすることで、ケガの原因にもなります。
そこで今回は冬の朝にゴルフ場で行うことができるストレッチを紹介します。
ジャックナイフストレッチ
1.両ひざを曲げて、両手で両足首を持ちます。
2.その姿勢から、お尻を上に持ち上げるようにして、両ひざを伸ばします。
3.この動作を繰り返し、10回3セット行います。
※もも裏へのストレッチ感を意識しましょう。
スキャプラモブ
1.両ひじをあごの高さでくっつけます。
2.ひじの高さを変えずに、両ひじを体の真横まで開きます。
3.開いた位置から、バンザイをするように両うでを上に伸ばします。
4.両ひじを体の真横まで下ろし、初めの位置に戻します。
5.これを10回3セット行います。
フォワードレッグスイング
1.壁やゴルフカートで体を支え、片足で立ちます。
2.上げた足を前後に振ります。
3.逆の足も行います。
4.股関節から動かすことを意識して、10回3セット行いましょう。
なるべく大きく体を動かして、全身をほぐしましょう。関節の可動域を広げることで動きに幅が出るので、ラウンド前にぜひ試してみてください。
(協力/ケアくる)
■ 小松聖政(こまつ・きよまさ) プロフィール
全米公認アスレティックトレーナー/柔道整復師/日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本のスポーツチームや、アメリカの大学のスポーツチーム等でアスレティックトレーナーとして、治療やトレーニング、コンディショニングの経験を積む。スポーツパフォーマンスに特化した知識・経験を活かして、トップアスリートからスポーツ愛好家、トレイナーをサポートしている。