プラス1

飛ばしを支える お尻とお腹の鍛え方

2021/02/18 13:00
飛距離アップに必要なトレーニングとは?(提供:ぱくたそ、モデル:あまのじゃく)

飛距離アップのエクササイズはこれまでもいくつか紹介しました。そのなかには、「背中」(猫背の改善)もありましたが、今回のポイントは「お尻と脇腹(腹斜筋)」です。さらなる飛距離アップを目指しましょう。

お尻の筋肉はスイングのトップからインパクトにかけてのスイングスピードにつながります。腹斜筋は下半身で生み出した力を上半身に伝えるために必要です。

スイングスピードを上げてエネルギーロスが少ないスイングをするためのトレーニングを紹介します。

ワイドスクワット

お尻とわき腹を鍛えるトレーニング(提供:ケアくる)

1.足を肩幅より広く開きます
2.つま先は45度外側に向け、ひざのお皿もつま先と同じ方向に向けましょう
3.両手を顔の前に真っすぐ伸ばします
4.四股を踏むように下までしゃがみます
5.ゆっくりと元の姿勢に戻り、15回×3セット行いましょう

バックキック

飛距離アップには下半身が重要(提供:ケアくる)

1.手とひざをついて、四つん這いになります
2.頭からお尻まで一直線をキープしたまま、右足を後ろに上げます
※骨盤を傾けないように、お尻を使って股関節を動かすように意識します
3.ひざを引き付けないようにゆっくりと元の姿勢に戻ります
4.腰が反らないように左右20回×3セット行いましょう

リバーストランクツイスト

飛距離アップには欠かせないトレーニング(提供:ケアくる)

1.床に仰向けになり、両足を上に真っすぐ伸ばします
2.両足を揃えたまま左に倒し、床ギリギリまで下げましょう
3.ゆっくりと元の位置に戻し、反対側も同様に床ギリギリまで倒します
4.10往復×3セット行いましょう

ワイドスクワットとバックキックはお尻をメインに鍛えます。動作中、姿勢を崩さいないように意識することで、わき腹も鍛えることができます。効率の良い力強いスイングを手に入れましょう。

(協力/ケアくる

■ 小松聖政(こまつ・きよまさ) プロフィール

全米公認アスレティックトレーナー/柔道整復師/日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本のスポーツチームや、アメリカの大学のスポーツチーム等でアスレティックトレーナーとして、治療やトレーニング、コンディショニングの経験を積む。スポーツパフォーマンスに特化した知識・経験を活かして、トップアスリートからスポーツ愛好家、トレイナーをサポートしている。