ジムに行かずに捻転力を高めるセルフ背筋トレ
ゴルフ翌日の痛み撃退 筋肉痛への対処法
ゴルフの翌日に腰や背中、肩回りに筋肉痛が生じることがありますが、じきに痛みがなくなるため、放っておく人は多いのではないでしょうか?
筋肉痛の主な症状は疼痛(とうつう)、関節可動域の低下、筋肉の腫脹(しゅちょう)です。原因は高い運動強度による筋線維(きんせんい)の微細損傷。ゴルフの運動強度は低い印象かもしれませんが、スイング時に体の回旋運動が強くなるため筋肉への負担は大きくなります。
筋肉痛を感じないとトレーニングの効果がないと思う人もいるかもしれません。ただ、そこに因果関係はありません。逆に筋肉痛を感じるまで追い込んでトレーニングをしてしまうと、ケガにつながりやすくなります
今回は筋肉痛を和らげる正しい対処法を紹介します。
マッサージ
マッサージを施すことで痛みを軽減させられます。筋肉痛を発症してから1日1回のペースで3日間続けると効果的です。背中や腰といった自身では行えない部分はテニスボールやゴルフボールを使います。気持ちの良い力加減で2~3分間行ってください。
温浴
温かいお風呂は筋肉をリラックスさせ痛みを軽減させてくれます。温度が高すぎると痛みを増大させる可能性があるため、39~42℃のお風呂に30分程度ゆっくりとつかってください。
冷水浴
冷たい水に入ることでも筋肉痛を和らげることができます。10~15度に設定し、10~15分間つかります。心疾患などがある場合は控えてください。
ストレッチ
ストレッチをすることで、筋肉痛によって動かしにくくなった部位がリラックス、痛みも和らぎます。痛みのある筋肉を60秒間かけてストレッチします。反動をつけずに2回、痛みを感じない程度に行います。
今回紹介した対処法は自宅で行えるリラックス効果の高い方法です。痛みを和らげてストレスなく日常生活を送りましょう。
(協力/ケアくる)
小松聖政(こまつ・きよまさ) プロフィール
全米公認アスレティックトレーナー/柔道整復師/日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本のスポーツチームや、アメリカの大学のスポーツチーム等でアスレティックトレーナーとして、治療やトレーニング、コンディショニングの経験を積む。スポーツパフォーマンスに特化した知識・経験を活かして、トップアスリートからスポーツ愛好家、トレイナーをサポートしている。
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