プラス1

トレーニングで高めるスイングの再現性

2021/03/04 13:00
どんな悪条件でも再現性の高いスイングを(提供:ぱくたそ、モデル:サカモトリョウ)

ゴルフはよく再現性のスポーツと言われます。いつも同じように振ることを心がけて、素振りやスイングを分析する方も多いと思います。正確に同じ動作を行う能力はトレーニングでも鍛えることができます。

今回はスイングの再現性を高めるトレーニングを紹介します。

ローテーショナルランジ

体幹を鍛える(提供:ケアくる)

1.手を腰に置き、足を開きます。
2.体を捻り、両ひざが90度程度曲がるところまで腰を落とします。
3.腰を低くした姿勢から、真っすぐに立ち上がります。
4.体を反対側に回転させ、両ひざが90度程度曲がるところまで腰を落とします。
5.そして再度、両ひざを伸ばして真っすぐに立ち上がります。
6.10往復×3セット行います。

*リズム良く回転運動をして、体幹がブレないように注意しましょう。

ハーフニーリング・サイドツイスト

ペットボトルを左右に(提供:ケアくる)

1.水を入れた2Lのペットボトルを用意します。
2.左足を前にして、ひざ立ちになります。
3.ペットボトルを胸の高さで持ち、ひじを伸ばします。
4.片ひざ立ちの姿勢をキープしたまま、体幹を右側に捻ります。
5.左側に捻ります。
6.10往復×3セット行いましょう。足を組み替え、反対側も同様に行います。

*ペットボトルは胸の前にキープし、動作中は体が傾かないように注意しましょう。

ツイストオーバー

自宅で簡単トレーニング(提供:ケアくる)

1.水を入れた2Lのペットボトルを用意します。
2.足幅はアドレスと同じ幅に広げ、ペットボトルを胸の高さで持ち、ひじを伸ばします。
3.体幹を捻って、ペットボトルを右腰の高さまで下げます。
4.ペットボトルを右腰から左肩の高さまで勢いよく振り上げ、止めます。
5.右腰まで振り下げ、止めます。10回×3セット行いましょう。
6.反対側も同様に行います。

*ペットボトルの勢いで姿勢が崩れないように注意しましょう。

今回紹介したトレーニングは常に背中や腹部、脇腹を意識して姿勢が崩れないように行いましょう。体幹をしっかりと意識しながら捻転動作を行うことで、スイングの再現性アップに効果的です。

(協力/ケアくる

■ 小松聖政(こまつ・きよまさ) プロフィール

全米公認アスレティックトレーナー/柔道整復師/日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本のスポーツチームや、アメリカの大学のスポーツチーム等でアスレティックトレーナーとして、治療やトレーニング、コンディショニングの経験を積む。スポーツパフォーマンスに特化した知識・経験を活かして、トップアスリートからスポーツ愛好家、トレイナーをサポートしている。