プラス1

<プラス1>ゴルフでボディメークに挑戦! 第5回:バランス力を高めて美脚と美尻を手に入れる

2019/04/11 11:30

今回は体幹を鍛え、骨盤を安定させるエクササイズを紹介します。ポイントとなるのは「バランス力」です。

ポイントはバランス力

ゴルフはもちろん、日常生活でもけがをせずに過ごすためにバランス力は大切です。片足でバランスを取ることに慣れると骨盤は安定しやすく、腹筋にも力を入れやすくなるので強い体幹を作ることができます。

さらに、バランスを取るためには体の中心を通る「軸」を意識し、体を上へ伸ばす必要があります。そうすることで、ムキムキではなくしなやかな筋肉を養うことができ、細見えボディにつながります。

今回のエクササイズは、内転筋やお尻の筋肉を鍛えるのに効果的。太ももの内側にある内転筋を鍛えると、脚がすらりとまっすぐに見えて美脚に。また、お尻の筋肉にも働きかけるので、ヒップアップ効果もあります。

早速、プレー前後に取り入れてみてください。

骨盤を安定させ、美脚&美尻の筋力をつける

このエクササイズは、しっかりと腹筋に力を入れたまま行うことが大切です。しかし無理に力を入れすぎると、バランスが崩れてしまうので、頭上から糸で吊られているように、全身を引き上げておきましょう。

しっかりと腹筋に力を入れたまま行いましょう

1)両手を腰(骨盤の位置)にあて、右ひざを90度に曲げて前に持ち上げます。グラグラしないようにお腹に力を入れて立ちましょう。どうしても安定しない場合はどこかにつかまって行ってもOKですが、背中が反れたり、骨盤が傾いたりしないように気をつけてください。

もし体勢が崩れるようなら、脚を開く角度を調整しましょう

2)お腹に力を入れたまま、ゆっくりと右脚を真横に開いていきます。このとき、左脚のひざが曲がったり、背中が反れたりしないように。腰にあてた左右の手の高さは水平をキープ。もし体勢が崩れるようなら、右ひざの角度は60度程度に軽く曲げるだけでもOKです。

脚を後方に持っていき筋肉への効きを感じたら、元に戻します

3)お腹に力を入れたまま、ゆっくりと右脚を後方へ持っていきます。左右の骨盤の位置や姿勢が傾くほど、高く上げる必要はありません。内転筋とお尻の筋肉に効いているのを感じたら、ゆっくりと2)の位置をたどって、1)に戻ります。1往復を1セットとして10セット行い、左右の脚を入れ替えて10セット行ってください。

グラグラしないためには、軸を意識しましょう。上半身の中央に一本の線が通っているとイメージしてください。その線が崩れないようにすると、まっすぐな軸を意識でき、バランスが取りやすくなります。また、床についている脚のひざが曲がると軸が崩れやすいので、ひざをまっすぐに伸ばしておくことも大切です。

ゴルフをする前にこのエクササイズをしておくと、お腹に力が入って上半身が安定するうえ、脚力も鍛えられるので動きやすくなりますよ。これからもボディメークをしながら、ゴルフを楽しんでくださいね♪

(協力/株式会社ケアくる

■ 和田清香(わだ・きよか) プロフィール

自身が15kgのダイエットに成功するなど豊富な経験があり、健康美に効果のある食事・運動・生活習慣などに精通。ダイエットエキスパートとして、生活に無理なく取り入れられるダイエット法を著書や講演会などで多数指南している。著書に、忙しい人ほどうまくいく! 週1回×5分で やせ体質に変わる「FAT5」 ダイエット(宝島社)など。オフィシャルサイト http://tb-express.com/