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<プラス1>その「腰痛」放っておいて大丈夫?正しい対処法教えます

2019/05/09 11:30

プレー後の身体の痛みを、ただの筋肉痛だと思って放置していませんか?今回はゴルフによる腰のけがや痛みについて解説します。

ゴルフで起こる腰のけがや痛み

ゴルフスイングは捻りの動作で、身体の様々な部分に負担がかかりやすく、腰痛を引き起こすこともしばしばあります。腰は多くの筋肉、関節、骨、靭帯などから構成されています。損傷とまではいかなくても、小さい組織の動きが悪くなれば、腰に負担がかかり、痛みが生じてしまうことがあるのです。

また、スイングによって肋骨が疲労骨折するケースが稀にあります。右利きの人の場合、左の肩甲骨から背中のあたりに痛みを感じます。疲労骨折の場合、深呼吸や咳、くしゃみ、ベッドからの起き上がりなどで痛みが出ることがあります。

病院に行くべき?セルフチェック方法

次の動きをしたときに、腰回りに強い痛みが伴う場合は、整形外科や整骨院へのご相談をお勧めします。自分で身体の状態をチェックしてみましょう。

1.膝をまっすぐに伸ばして立った姿勢から、前屈をしたとき

膝を伸ばしたまま前屈しましょう

2.足を少し開いて立った姿勢で、身体を後ろに反らしたとき

足を少し開いて身体を反らせます

3.足を少し開いて立った姿勢で、上半身を左右に捻ったとき

足を少し開いて、上半身を左右それぞれに捻ります

受診すべきタイミングは?

筋肉痛は運動の後~2日目くらいで症状が現れます。その後、3~5日間ほど痛みが続き、徐々に軽減されます。

日常生活に支障が出る痛みが1週間以上続くようなら、整形外科や整骨院への受診をお勧めします。もし、神経痛や痺れのような症状を感じた際には、もっと早めに受診をしてください。

次回は腰痛時のセルフケア方法をご紹介します!

(協力/株式会社ケアくる

■ 齋木 拓(さいき・たく) プロフィール

鍼灸師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師/日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
スポーツ整形外科、会員制スパ&フィットネスクラブ等で治療や運動指導の経験を積む。アスリートからスポーツ愛好家まで、幅広い年齢層への治療やリハビリテーションを通じて、日常生活やスポーツ競技への復帰をサポートしている。 痛みや不調に合わせ「より効率的な身体の使い方」ができるよう、治療とエクササイズを組み合わせた、総合的なコンディショニングを得意とする。現在は治療活動の傍ら、IT企業で従業員のパフォーマンスアップのためエクササイズ・トレーニング指導を行っている。https://carecle.com/detail/201 クリニックオフィシャルサイト:http://www.loople.jp/