雨の日と晴れの日のバンカーショット、違いは何? 臼井麗香
2019/07/17 05:00
「硬い砂からのバンカーショット」をレスキュー♪
【アマチュアゴルファーUさんの悩み】
「雨の日のバンカーが苦手です。そもそも晴れの日とどう違うのでしょうか?」
【臼井麗香のレスキュー回答】
水を含んで硬くなったバンカーは、晴れの日のやわらかい砂と違い、ウェッジのバウンスが弾かれてホームランしやすい状況になっています。まずは弾かれにくい構え方と打ち方を頭に入れることが重要です。
1. クラブを長めに持つ
バウンスが弾かれないようにするには、しっかりとヘッドを上から打ち込むことが大切になります。アドレスではクラブを晴れの日の時より若干長めに持ち、硬い砂に負けないようにヘッドスピード(以下HS)が上がる構え方をとりましょう。
2. 早めにコックを入れる
コック(手首を親指側に曲げる動き)は、晴れの日より早めに入れることが重要です。バックスイングでヘッドを右斜め上方向へ上げるような極端なイメージでOKです。切り返し以降、斜め上から鋭角にヘッドを下ろすための準備となります。
3. 鋭角にヘッドを入れるイメージをもつ
バンカーでミスしてしまう人は、軌道がインサイド・アウトで鈍角にヘッドを入れがちです。特に雨の日は上から打ち込む意識を強くもつこと。硬い砂に弾かれないように、HSが上がる構え方と鋭角に入れる意識をもって挑んでください♪
【今回のまとめ】雨の日は長めに持って鋭角にドン!
・クラブを若干長めに持つ。
・早めにコックを入れる。
・鋭角にヘッドを入れるイメージをもつ。
取材協力/皐月ゴルフ倶楽部鹿沼コース
■ 臼井麗香(うすい・れいか) プロフィール
1998年12月7日、栃木県生まれ。祖父の影響で9歳からゴルフを始め、小学6年生の時に「世界ジュニア」日本代表に選出。2018年のプロテストに合格し、推薦枠から出場した今季3月「アクサレディス」にて、最終日最終組で回り6位タイに。リランキング上位者として後半戦の活躍にも期待がかかる。
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