女子プロレスキュー!

アプローチもパット感覚なら超簡単 野田すみれ

2019/09/11 05:00

「中途半端な距離のアプローチ」をレスキュー♪

クラブを短く握ることで手の高さは変わらない

【アマチュアゴルファーFさんの悩み】
「30から50ydの距離のアプローチをうまく打つには、どうすれば良いですか?」

【野田すみれのレスキュー回答】
フルショットでも転がしの距離でもなく、中途半端な30から50ydくらいのアプローチでは、シンプルな決めごとと打ち方を決めておくことが重要です。

1. 残り距離で振り幅を変える

距離は人ぞれぞれなので事前にチェックしておこう

中途半端な距離こそ目安をつくることがポイントになります。私の場合、振り幅を目安にしています。距離が50ydならグリップの位置を肩から肩(正面から見て9時3時)、30ydなら腰から腰(8時4時)、10ydなら膝から膝(7時5時)と設定しています。

2. 弾道の高さによってボール位置を変える

決めごとをシンプルに設定しておくことが重要

またアドレスする際は、弾道の高さによってボール位置を変えています。ボールを上げたい場合は左足寄りに置き、フェースを少し開きます。逆に転がしたい場合は、右足寄りに置いて少しハンドファーストに構えます。

3. パターのように振る

ストロークが安定する分スピン量も的確となり、振ったなりの距離が出やすい

アドレスで注意していることは、ボールとの距離感です。ボールとの距離が遠いとミスの確率が高くなるので、パッティングの時と同じくらいの距離でボールに近づきます。あとは手首を固定して、体の回転で振っていきましょう♪

【今回のまとめ】決めごと & パット感覚で寄せワン

・残り距離によって振り幅を変える。
・弾道の高さによってボール位置を変える。
パターのように振る。

取材協力/カメリアヒルズカントリークラブ

■ 野田すみれ(のだ・すみれ) プロフィール

1999年2月8日生まれ、東京都出身。4歳からゴルフをはじめ、世界ジュニアの日本代表を3度経験。2017年にはフィリピン プロゴルフ協会のティーチングプロ資格を取得。現在、日本女子大学に通いながら、今季プロテスト合格を目指し日々トレーニングを行っている。

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