テークバックしないパタ練が絶対おすすめ! 荒川侑奈
「パッティングの安定感」をレスキュー♪
【アマチュアゴルファーRさんの悩み】
「大事なパットをいつも外してしまいます。ストロークを安定させるには、どうしたら良いですか?」
【荒川侑奈のレスキュー回答】
インパクトで手元が緩んだり、フォローで上体が起き上がったり、ストロークが安定しない原因は多々あります。そこで今回は、私も必ず練習メニューに入れている、とっておきのパター練習法をお教えします。
1. フォローの意識が高まる
テークバックをせずに、アドレスした位置からボールを押し出す練習法です。テークバックを取らない分、フォローをしっかり取らないとボールは思うように転がってくれません。この練習を反復することでフォローの意識が高まります。
2. 最小限の動きが身につく
テークバックをしないと、フォローを普段より大きく取らなければなりません。小さなテークバックでもボールを思うように転がす感覚が身につくことで、ストロークに無駄な動きが無くなり、手元の緩みや起き上がりを防ぐことにつながります。
3. フェースの芯を把握できる
ボールを押すだけの練習なので、フェースの芯を体感しやすいメリットがあります。フェース面のどの位置でボールを当てれば一番転がるのか――。普段のパットでは感じられなかったストロークを安定させるヒントが詰まっていますよ♪
【今回のまとめ】絶対おすすめ! な3つの理由
・フォローの意識が高まる。
・最小限の動きが身につく。
・フェースの芯を把握できる。
取材協力/サザンヤードカントリークラブ

荒川侑奈(あらかわ・ゆな) プロフィール
1995年10月28日生まれ、千葉県出身。9歳でゴルフをはじめ、2015年には「日本女子オープン」に出場。笑顔が絶えない明るいキャラクターでゴルフ番組やレッスン誌にて人気を博す。20年は中国・台湾など海外ツアーに参戦予定。サザンヤードカントリークラブ所属。