女子プロレスキュー!

目指せハーフ15以下! パット上達3つのドリル 上野陽向

2021/04/28 07:09

「練習グリーンで行う効率の良い練習法」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーYさんの悩み】
「調子が悪いと1ラウンドで45パットを越えてしまいます。練習グリーンでできる効果の出やすい練習法はありますか?」

上野陽向のレスキュー回答】
パッティングの上達には、距離感と方向性を磨くことが不可欠ですが、漠然と練習していては、なかなか習得できません。特にコースの練習グリーンは、実戦向きのドリルを行う絶好の場。今回は私が実際に行っている3つのドリルをご紹介します。

1. 超ロングパットを10往復する

時間がない時は往復回数を減らしてもOK

一つ目は、グリーンの端から端までを転がす練習です。以前はショートパットで、プレッシャーから手が震えていたのですが、この練習をすることで、短い距離では考えすぎるクセが解消され、スムーズな動きを取り戻すことができました。

2. 追い越しながら3球を転がす

失敗した場合は最初の1球目からやり直す

二つ目は、1球目、2球目、3球目と徐々に距離を伸ばす練習です。それぞれ決めた距離(1m)を追い越すことで、距離感を養うことが目的です。しっかりオーバーできれば繊細なタッチが身につきます。

3. ハーフ想定15パット以下を目指す

プレッシャーをかけて練習することが狙い

三つ目は、9ホールを想定して、15パット以下で回るゲーム感覚の練習です。ロング、ミドル、ショートとカップまでの距離を変え、ボールは1球だけ使用します。実戦さながらの状況をつくることで、本番に強い集中力を身につけることができますよ♪

【今回のまとめ】練習グリーンでやるならこの3つ!

使用ボールを1球だけにすると試合感覚で練習できる

・超ロングパットを10往復する。
・追い越しながら3球を転がす。
・ハーフ想定15パット以下を目指す。

取材協力/飯能ゴルフクラブ

■ 上野陽向(うえの・ひなた) プロフィール

1998年生まれ、埼玉県出身。小学校の6年間はソフトボールに打ち込み、10歳の頃に父の勧めでクラブを握る。2014年に「埼玉県ジュニアゴルフ選手権」で優勝。今季21年のプロテスト合格を目指し、日々奮闘中。プロ野球好きで、読売ジャイアンツの大ファン。

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