女子プロレスキュー!

練習場とコースで異なるスイングの落とし穴 大江香織

2021/05/26 05:00

「アイアンの引っかけ」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーGさんの悩み】
「練習場ではうまくアイアンを打てているのに、コースでは引っかけのミスを連発…。本番でも同じように打つには、どのような意識が必要でしょうか?」

大江香織のレスキュー回答】
練習場とコースのスイングで、一番変わりやすいのはリズムだと思っています。原因は、実際ターゲットを目の前にすると、「ボールに当てたい」「遠くへ飛ばしたい」という気持ちが強くなり、スイングリズムが速くなってしまうからです。

1. コースではリズムが速くなる

リズムが速いと手打ちになりやすい(画像右)

スイングリズムが速くなると、ダウンスイングで右肩が前(ボール側)に出たり、インパクトで体が開いてしまうミスを引き起こします。またインパクト時にフェースがかぶり気味に入ってしまうことで、引っかけのミスも多く出てしまいます。

2. 振り子のイメージを持つ

目的はヘッド軌道を安定させること

コースでも練習場と同じように振るためには、ヘッドの重みを感じながら、振り子のようにヘッドを動かすことが大切です。振り子の動きに、少しクラブを上げて下ろす動きを加えることで、リズムがゆったりとした理想的なスイングになります。

3. メトロノームのアプリが有効

スイング中の速くなってしまっているポイントを探る

スマホのメトロノームアプリなどで、一定のリズムの音を聞きながら練習を行うことをおすすめします。始動からインパクトまで、常に一定の速さで動けているか。ボールの行方ばかりではなく、リズムを意識して練習しましょう。

【今回のまとめ】「練習場ではうまく打てるのに…」の原因はリズム♪

引っかけに特化した修正法ではなく全ミスを防ぐリズム対策が大江流

・コースではリズムが速くなる。
振り子のイメージを持つ。
メトロノームのアプリが有効。

取材協力/森永高滝カントリー倶楽部

■ 大江香織(おおえ・かおり) プロフィール

1990年生まれ、山形県出身。7歳でゴルフを始め、宮里藍に憧れて東北高へ。2007年に「東北ジュニア」「東北女子アマ」を制し、09年のプロテストに一発合格。ツアー通算3勝。昨季に惜しまれつつも第一線を退き、現在はレッスン活動やラウンドレポーターとしてゴルフに携わる。

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