女子プロレスキュー!

長尺ドライバーは長尺用のスイングで♪ 江口紗代

2021/07/21 05:00

「長尺ドライバーのミート率アップ」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーXさんの悩み】
「飛距離アップを狙って、今までより少し長いドライバーを購入しましたが、ダフリのミスが出て困っています…。どうすれば、通常の長さと同じように当たるようになるのでしょうか?」

【江口紗代のレスキュー回答】
私も飛距離に悩んでいて、一年前にドライバーのシャフト長を1インチほど伸ばしました。おかげでキャリーの飛距離が10yd伸びる成果を得ることができました。その経験をもとに、クラブを長くした際の打ち方のポイントをお話しします。

1. 絶対に打ち急がない

46.5インチの長さのドライバーを使用している

長尺に変更した際に、まず気をつけるべき点はスイングリズムです。飛距離を意識するあまり、切り返すタイミングを早めると、体の右側が下がることでダフリやすくなります。全体的にゆったりと、打ち急がないことがポイントです。

2. 腹筋に力を入れる

通常の長さ以上に腹筋の意識が必要

通常の長さのドライバー以上に、スイング中は腹筋に力を入れます。シャフトが長い分ヘッドの遠心力は増すため、体の軸がブレやすいからです。通常の長さよりも、お腹(体幹)の意識を強くもちましょう。

3. トップで1秒間静止する

トップでの静止が上半身と下半身の捻転差を生む

トップの位置では、一旦すべての動きを止める意識をもちます。クラブが長いことで、いつも以上に切り返しのタイミングを待つ必要があるからです。ヘッドの動きがしっかり静止したことを感じ取る時間=1秒後にダウンスイングを開始しましょう。

【今回のまとめ】長尺の一番の敵は打ち急ぎ!

身長153cmの彼女の肩くらいまで長さのあるドライバー(シャフトはREVE)

絶対に打ち急がない。
腹筋に力を入れる。
・トップで1秒間静止する。

■ 江口紗代(えぐち・さよ) プロフィール

1997年生まれ、岡山県出身。父の影響で小学生の頃にゴルフをはじめ、名門・香川西高等学校を卒業。現在はプロテストに挑戦中。身長153㎝と小柄ながら、ドライバーの平均飛距離は230yd以上。得意クラブはパター。BS日テレ「ゴルフサバイバル」や「白金台女子ゴルフ部」に出演して人気急上昇中。

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