女子プロレスキュー!

ドラコン女子が教える“マン振り”を成功させるテクニック 宮崎千瑛

2022/07/13 05:00

「飛距離が伸びない悩み」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーGさんの悩み】
「ドラコンの試合にも出場している宮崎プロに質問です。長いパー5で飛距離を稼ぎたいティショットの場合、ミスの確率を減らして確実に成功させるには、どうすれば良いですか?」

【宮崎千瑛のレスキュー回答】
ドラコンでも決められた範囲にボールを飛ばさないといけないため、特別にリズムやフォームを変えるなどして、振り幅を大きくする意識は持ちません。クラブもティの高さも通常ラウンドと同じセッティング。特別なことはしませんが、今回は記録を伸ばしたいときに心がけていることを、いくつかご紹介します。

1. 体重移動よりも強く踏み込む

多くの人が連想する“マン振り”の間違ったイメージ

いつも以上に飛距離を稼ぎたいとき、多くの人は体重移動を意識すると思います。右→左へ移動するイメージは、体の軸をブレやすくさせてしまい、ミート率を落とす危険性を伴います。左右よりも、下(地面方向)へ押し込むイメージが重要です。

2. 自分に合ったリズムを選ぶ

どちらが合うか練習場で試してみよう! ちなみに宮崎プロは2拍子派

スイングリズムは、大きく分けると2拍子と3拍子のふたつに分類できます。「イチ・ニ!」で打つ2拍子と「チャー・シュー・メン!」の3拍子。どちらが正しいというわけではなく、自分にマッチした方を選ぶことが飛距離アップにつながります。

3. インパクトで擬音を叫ぶ

スイングに対してイメージ力が与える影響は大きい

インパクトの瞬間、掛け声を発することも効果的です。力強いインパクトをしたいなら「ドン!」や「バーン!」、スピードを出したいなら「シュッ!」や「サッ」といった、動きのイメージを連想させる擬音を口にすることで、実際の動きの出力が高まります。

【今回のまとめ】体を大きく速く動かす必要なし♪

微小ながら上体の回転はいつもより深めに取る

・体重移動よりも強く踏み込む
・自分に合ったリズムを選ぶ。
・インパクトで擬音を叫ぶ。

取材協力/南総カントリークラブ

■ 宮崎千瑛(みやざき・ちえ) プロフィール

1997年3月30日生まれ、東京都出身。兄の影響でゴルフを始め、4歳から北谷津ゴルフガーデンで腕を磨く。運動神経に自信があり、ラン&バイク&18ホールをプレーする「ゴルフトライアスロン2019」鉄人の部で優勝。海外で戦える選手を目指し、プロテスト合格を目指す。

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